同情と優しさと共感と

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

「同情と優しさのぎりぎりのラインって何でしょうか」という問いかけをある方からいただきました。
難しいですよね。
あなたならどう答えますか。

こういう疑問を抱えるということは、質問をした方はきっと
誰かを助けてあげたいという思いから行動して失敗したことがあるのでしょう。

ですから、どういうサポートが本当に必要なのかも考えつつ
回答してみたいと思います。

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 ◆言葉が持つ意味
 
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言葉が持つ意味

同情、という言葉にはどこか暗い響きがあるような気がしませんか。
私はそう感じています。

辞書で「同情」と、それに似たような言葉について調べてみたところ、このようなことが書かれていました。
以下、抜粋です。

「同情」とは
他人の身の上になって、その感情をともにすること。特に他人の不幸や苦悩を、自分のことのように思いやっていたわること。「―を寄せる」「―を引く」「被害者に―する」

「共感」とは
他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。
「―を覚える」「―を呼ぶ」「彼の主張に―する」

「優しい」とは
姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。
他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。情けがある 思い遣(や)りがある 情け深い 思い遣り深い 恵み深い 哀れみ深い 親切 温厚 

これらをいずみ流に書き直すとこのようになります。

同情とは、辛い状況の人をかわいそうだと思い、その気持ちに同化してしまうこと。
相手のためにあれこれやって、依存をさせてしまうことがある。

共感は「うんうん、分かる!」
と、その人の気持ちや行動に納得するもの。

優しさは、相手を気遣うことができること。
思いやりから共感する感じ。

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 ◆同情について
 
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もっともっと、同情という事柄について思いつくことを書きますね。

同情・・・

その人が置かれている状態を見聞きして、「なんてかわいそう!」と思ってしまい
自分ができる限りのことすべてをやろうとしてしまう。
本人ができそうなことまで手をだし、依存させてしまう。

本当はそんな予定ではないのに、ついついその人のためにあれこれしてしまう。
例えそれが自分の本意とは違っても。
まるで自分のことのように思ってしまい、犠牲を払っても何とかしようとしてしまう。

同情から愛情に変わることもある。

どちらかというと何だかじめっとした関係。

コントロール関係と依存状態になりやすい。
盲目的になってあれこれしてしまうので、失敗したり
後で後悔することが出てくる。
自分とその人の境界が分からなくなる。

誰が見ても、危険な状態ですよね。

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 ◆やさしさについて
 
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次はやさしさについてです。

優しさ・・・

対象となる相手の話をしっかり聞く。
どうすべきか一緒に考え、自分ができそうなことは手伝ってあげたり
してあげたりする。
解決のためのヒントを与える。

ほんわかした感じ。
適度に距離があり、境界もある。
ぱっとは分からないような気づかい

情に流されるだけではなく、NOも言える。

同情とやさしさを明確に分けるのはちょっと難しいですが
何となく分かっていただけると思います。

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 ◆つい同情してしまう自分を何とかしたいなら
 
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つい同情してしまう自分

決して同情が悪いと言っているわけではありません。
募金やボランティアなどは、他社の痛みを自分のことのように感じる
つまり、同情する能力があるから動こう、と思えるのです。

つい人に同情してしまって失敗が多いあなた、ここからしっかり読んでくださいね。

かわいそうだな、何とかしたいな、という思いから始まり、最後は、あんなにしてあげたのに、で終わる。
いつの間にか自分らしくないことまでやってしまう。
お世話のために仕事がおろそかになったり、というようなことですね。

らしくないことをしているのに気付いたら、とにかくそこで止めましょう。

あんなにしてあげたのに、と思ったら、それは天からのストップの合図。
やりすぎずに済んだので御の字なのです。

まず、深呼吸。
そして、これ以上流されることはない自分を意識しましょう。
すでにトラブルが起こっているなら、そちらを何とかする方に専念しましょう。

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 ◆いつも同情してしまう人へ
 
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人の気持ちをまるで自分のことのように感じるその能力は素敵なものです。
他にはない宝物。
相手の気持ちや状況を我が事のように感じる能力は、きわめて素晴らしいものなんです。
その時は、例え相手の痛みを感じても、手を出さずにガマンです。

同情ではなく、お互いに良いようなやさしさとして使うためには、ぶれない軸がいります。

相手はもしかしたらあたなに依存するつもりかもしれません。
そんな時は、必要な分は頼らせてあげて、そこからはNOと言える境界線を作りましょう。

特に人を助ける介護のような仕事をしている方、まず自分を確立しましょうね。