脳の病気傾向の人とのお付き合い

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

「寄生虫元型」について、たくさんの質問、メールをありがとうございました!

今日はまた別のお話を。

以前、脳の病気傾向の人の事をお話したことがあります。
最近また、脳の病気傾向の人の話が良く出るようになったので
もう少し分かりやすいように説明しようと思います。

今回は、過去に書いたものの補足になります。
ご参考になれば。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆脳の病気傾向って何?
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

脳の病気傾向

以前書いたものでは、具体的にどういう傾向の人をそういうのか、という例が
すごく少なかったので、今回は少し多めに書きますね。

私が「脳の病気傾向」というあいまいな言い方をしているのは、
こんな傾向のことなのです。

これは、本人がいくら頑張っても変えることができない傾向のこと。
はたから見ると、本人の努力が足りないとか、怠けているとかいうふうに見えるのですが
実はそうではなく、本人でもどうにもならないのです。

順番が待てずに、前の人を押しのけたり、相手が動いてくれないとブチ切れてしまうという、極端に待てないというもの。
周りのスピードに合わせることができない、極端にスローテンポであるというもの。
今が良ければ、という発想のもとにお金をぱっと使ったり、仕事をさぼったりしてしまうという、未来の事を考えて行動する事ができないというもの。
何度も同じ過ちを繰り返す、過去の失敗から学ぶ事ができないというもの。
欲しいものはすぐに買う、逆にお金を使うことに恐怖を感じるなど、現実的な使い方ができないという、金銭感覚の欠如というもの。
喜怒哀楽が激しすぎて、平穏な状態がなくいという、感情が非常に激しいというもの。
まるでロボットのように、極端に感情がない、というもの。
他人の感情を推し量ったり、他人の立場に立って物を考えると言うことができない、
自分の要求を押し通し、人に失敗をかぶせても全然平気、という、自分しか存在しないかのようなもの。
人の話にすぐ口を挟み、上げ足ばかりを取る、人の話が聞けないというもの。
物が捨てられず異常なほど部屋が汚い、でもある部分では異常なほど清潔にこだわることがあるという、掃除や片付けが出来ないというもの。
記憶が自分の都合ですり替わるというもの。

書きながら思ったのですが、これらは誰しもが多少なりと持っている傾向がやたら極端になるというものなのですね。

このすべての傾向がある、というわけではなく、いくつかがその人の中に強くある、という意味でお話しています。

そして、これらは「こころの問題」とか「根性がない」と言われることがよくあります。
実際そういう人もいますが、脳がその状態になってしまっている場合が多いように思えます。

もちろん、この傾向にあっても仕事を成功させている人もいます。
外では有能、そして家の中でそういう傾向が表れる人もいます。
仕事を続けられずにトラブルを起こす人だっています。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆こころの病気傾向ではないのです
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

こういう傾向を強く持った方々を、
「脳の病気傾向」と呼ぶのがふさわしいのかどうか、私には分かりません。
しかし、他にどう呼んだらいいのか分かりませんので、こう定義させていただきます。
「こころ」の病気や症状ではないのだということを言いたいのです。

はっきりと、脳に障害があると診断される病気の方もいらっしゃいます。
こういう方が身近にある方からは、私が脳の病気傾向、と呼ぶものは
こころの病気ですね、と言われることがあります。

私は医学の専門家ではありませんから、詳しいことは分かりません。
でも、今は神田橋先生の説をとり、

こころは脳の状態の表れで、脳の働きが落ちてくるとこころが貧しくなる。
また一方では、こころは脳の障害の原因でもある。

と考えるようにしています。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆2つのポイント
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

では、そういう方が身近にいる場合にはどうするべきなのか。

これは以前詳しく書きましたので、付け加えはほぼありません。

本人の努力だけではどうにもならないのだ、ということだけは、
分かっていただきたいと思います。

そして、このような傾向は周囲の人の協力や食事などいろんなことによって軽くすることができるけれど、治るというものではないと思っています。
傾向はどこかに残り続けると思います。
どんなに頑張っても別人になれることはないのと同じです。

どうしてもこういう脳の病気傾向の方と付き合わない、ということができないのなら

 ・その人の脳の病気傾向が少しでも楽になるよう、一緒に考える。
 ・何かが出来ない人とどう関わるべきか、現実として考えてみる。

の2点が大事だと思います。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆こんな工夫もありますね
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

では、今回は2つ目の、
「何かが出来ない人とどう関わるべきか、現実として考えてみる。」
ということについて詳しくお話していきます。

例えば、お金を上手に使えない人がいて、それがわが子だとしたら。

「あなたは考えてお金を使うことができないのよね。
欲しい物は絶対手に入れたい。
それらに対して努力することが、あなたには難しいのだということも
分かっている。
でも、そのせいでトラブルが多くなって、とても大変なの。
あなたもよくキレてしまって辛いでしょう。」

「こんなことを考えてみたのだけど、どうかしら。
月のお小遣いで、あなたにあげられるのは○○円が限界。
これをまとめて渡すとすぐに使ってしまうから、週に一度○○円、
という形にしたらどうかしら。
そして、友達の誕生日や学校のイベントなんかの突然の出費があるから
そのお金を最初から考えて残しておくの。
一週間にもらえる金額の10%を先にあずかっておきます。
それをノートにつけて、必要な時に使いましょう。

このような提案をするかもしれません。
それで子どもがOKを出したら、実際に行動に移します。
やってみてうまくいくか試し、もっといいものが思い浮かべば
今度はそれを試します。

貯金箱など、喜びそうなアイテムを探すのもいいかもしれないです。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆でも、うまくいかない
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

こういう約束をしたとしても、おそらくその子は守れないでしょう。
欲しいものが出れば、来週を待ちきれずに暴れるかもしれません。
すべてを思い通りにしようとするかもしれません。

そんな場合には、この世には守るべきルールがあるのだということを
きちんと示します。

こちらは感情的になることなく、約束、決め事は曲げられない、と冷静に伝えます。
その子が暴れて泣き叫んでも、こちらは応じてはいけません。
感情に巻き込まれてしまって、怒りを爆発させてしまうと、今度は今以上に大騒動に
なってしまいます。

そして、修羅場をおさめようとして相手の言い分を通してしまうと
「暴れたら要求が通る」という体験をさせてしまうことになります。
こちらに残るのは、罪悪感、自己嫌悪などの暗い感情です。
自分を信じることができなくなるし、
相手にコントロールされてしまった後味の悪さは、ひどいダメージになってしまいます。

これでうまくいくこともあれば、ダメなこともあります。

うまくいかない原因は2つ。

 ・相手にベストな方法をまだ見つけられていない。
 ・あなたの中に整理されていない何かが残っている。

前者ならば、ひたすら探し続けるのみです。
後者の場合、心の中が整理されて、浄化されていなければ
行動にどんどんそれが出てしまい、相手に悪い影響を与えてしまいます。

自分の浄化と、相手にベストな方法を探すのとは、車の両輪のようなものなのです。
きっとこの2つを平行してやっていく事になるでしょう。
自分の中の整理ができると、いいアイデアがふと浮かぶようになります。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆それから
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

戦わないで、早めに逃げる

脳の病気傾向として私が述べたものをいくつかでも持っている人は、
かなりの割合になるのではと思います。
誰の中にも多少なりともあるはずです。
(私ももちろんありますし、あなたにもあるでしょう)
それが障害やトラブルの原因になったりする人は、
30人に1人くらいの割合でいるのではと思います。

あなたの家族のだれかかもしれないし、
職場の同僚や上司、おけいこごとの先生の中にいるかもしれませんね。

前にも書きましたが、逃げられる状況ならば、すぐに逃げてください。
職場の同僚や上司にその傾向の人がいて、怒りの標的にされていると感じるならば
すぐに逃げた方がいいです。

それが家族のだれかだと、逃げられませんね。
どう工夫し、自分はどうあればいいのか。
それもあなたのテーマの1つです。
頑張って向かい合ってみてください。