感情や好みは、本当にアナタのもの?

私事ですが…

最近またまた「私はこういう人間」と
アイデンティティの認識が変化する体験がありました。

アイデンティティは作り物なので、
変化する事もあるし
変更する事もあるでしょう。
そりゃそうです。

でもなかなか意図的に
自分の好きなように作れるものでもないですね。
気付いた時には、私はこういう人間になっていた。

しかもその「私」なりのアイデンティティは、
矛盾していたり、
あいまいだったり、
自分でもよく解らなかったり、

自分の事でありながら
よく解らない部分が沢山あるものです。

作るというよりは
自分の意外な一面を発見する、
ディスカバー自分、と言うような感覚の方が多いのではないでしょうか。

という事でまず
「自分」というものの進化の道筋ですが、

(第一段階)
生まれてから思春期までの間は、
生まれ落ちた家庭や地域社会の価値観や行動規範をまなび、
普通に生きていくための基礎を身につける時代。

(第二段階)
思春期は、親や環境からすり込まれたものではなく、
自分独自の「自我」を確立しようとする時期。

(第三段階)
その後、自我というものが作り物である事に気付き、
より大きな自己を意識し育てていく。

という、大雑把ながら
進化の段階があります。

・私の感情
・私の好み
・私の考え

というものは
第一段階では
多くは借り物の位置づけです。

第二段階では
自分のオリジナルを作ろう発見しようとします。

第三段階では…
今回は、第三段階への移行に必要な作業をご紹介します。

そうすると
あなたが「これが私」と思っているものは、
本当に「私のオリジナル」なんでしょうか?

というのを少し深めてみます。

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 ◆私自身の感情なの?
 
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例えば、感情は具体的なエネルギーの状態で
そのエネルギーは
身体の中、身体のすぐ外を流れています。

1カ所に固定して留まっている感情もあるし、
すぐに流れていく感情もあります。

流れていった感情は
自然界にとけ込んで消滅する事もあるし
その場に留まって、ただよっている事もあります。

こうした感情を
拾いやすい方がいらっしゃるんです。

空間にただよっている様々な感情を引きよせて、
それを自分が感じている事だと思ってしまうのです。

ご自分が、他者の感情を拾っているのだと
気付いていればいいですが
気付いていない方が沢山いらっしゃいます。

とくに理由なくひどく落ち込んだり、
理由なく悲しみが深かったり、
ある場所に行ってから、急に暗い気分になった…

突如として、自殺してしまう方の多くは
漂っている強いマイナス感情を拾ってしまった事が原因だ、
と言う方もいらっしゃいます。

どうも私はその傾向があるかも…
人混みに出て行くと、ものすごく疲れるし…

という方は、対処方法としては、

・「これは私の感情ではない。出て行ってください!!」と
 ハッキリした大きな声で言う。
・浄化用紫ソルトをお風呂で使う
・ムーライトペンダントのムースフィアをつける
・天然石のページを眺めて「感情を拾ってしまう事から守ってくれるのはどの石ですか?」と自分自身に尋ねて、ピンと来た石をお守りにする。
 どうしても解らなければ、カルサイトを試してください。

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 ◆好みって何?
 
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・あなたの好きな食べ物、
・好きな花
・好きな本
・好きな色

ってありますよね。
それは他でもない「あなたの好み」だと思っていますよね。

私もそう思っていました。
それが違うかもしれない、という体験は、
私にとっては衝撃でした。

これは以前にも書きましたが
私は一時、モスグリーンにすごく凝っていました。
20代前半から20代半ばにかけては、
モスグリーンの時代でした。

30代の初めころ
子供をつれて実家に戻った時
母と私と子供とで服を見に行きました。

その時、私の子供が
母のためにモスグリーンを選んだんです。

私が子供を産んだ頃には
モスグリーンの時代は終了していて、
子供は私がその色が好きだった事は知りません。

ああ、数年前まで私が好きだった色だわ…
と思っていたら、母が、
「それはお父さんが好きな色だよ」と言ってその服を買いました。

これには
ビックリしました~~っっっ

私が親元を離れたのが18才の時で
父親はほとんど家にいない人でした。
いてもなるべく近づかないようにしていたので、
私は父が何が好きなのかを全く知りませんでした。

その後、何度かそんな事がありました。
例えば私は
ウエストをキュっと締めるのが好きですが…

これも父が、そうだったようです。

例えば私は紫色の花が好きですが、
父もそうだったようです。

例えば私は刑事物ドラマが好きですが、
父もそうだったようです。

自分がオリジナルで好きになったと思っている事が、
実は父の好みだった…
というものがいくつもあります。

そのたびに不思議な気がしました。

私は父との繋がりが
様々な意味で深いのは感じていましたが、
こんな風に無意識レベルから出てくる好みまで
同じになってしまう…

他者と全く独立した
「自分」という存在はないのだな、と思います。

両親

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 ◆その考えは誰のもの?
 
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私はこう思う、とか
私はこう考える、という事がありますよね。

本当に
それはあなたが考えているのでしょうか?
本当に
それはあなたが思っているのでしょうか?
本当に
オリジナルですか?

あなたの中に住んでいる「父親」や「母親」や、
貴方が影響を受けた「先生」や、
常識が言っている事なのではないですか?

読んだ本を鵜呑みにして
自分の意見にしていませんか?

これは個人セッションをしていると、よく出てきます。

「こういう時はこうするものですよね」
とか、

「自分の中で、それはあかんやんかっという声が聞こえるんです」
とか、

「○○の時は△△出来ないんです」
とか、

様々な事が出てくるのですが…
そんな時は逆に
聞いてみる事にしています。

「それは本当にあなたがそう考えているの?
それともあなたの中にいる両親が言っているの?」
と。

あなたもチェックしてください。

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 ◆その先のアナタらしさ
 
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自分の好み
自分の感情
自分の考えが、

絶対にオリジナルであるべきだ
と言いたいのではないです。
人と人との境界線は
あるようで、案外に、薄いのかもしれないです。

そして、オリジナルではないんだな、
両親やその他周りの人たちから
随分影響を受けているんだな…
という事を知っていてください。

借り物でもいいので
借り物なんだ、という自覚だけしていてくださいね。

この事は深く考えていくと、

   「私って何??」

という究極の問いになるんですよね。
これはもう
生きている間には答えが出ないような問いですが、
問うことには深い意味があると思います。

もう少し軽い部分では、
自分のオリジナルだと思っていたものが
案外、これは借り物なのだと解ってくると、

少し前にご紹介した「価値観を洗い出すエクササイズ」の答えが
違ってくるかもしれません。

今までとらわれていた価値観から
自由になれるかもしれません。
両親への思いが変化するかもしれません。

それがよりも
もっと、あなたらしい
心地よい人生への道に繋がっていますように。

人生の宝物