映画『火火』~あなたは本当に「生きて」いますか?

こんにちは。フェアリーブルーの福本いずみです。

映画「火火」をご覧になったことはありますか?

信楽焼の女流陶芸家、神山清子さんと、その息子で白血病を患ってしまった、
賢一さんの物語。
実話を基にした、お二人の自伝的な映画です。

ずいぶん昔の映画になりますが、パンフレットには下のように書かれていました。
 
 
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 白血病に倒れた息子。
 母は菩薩となり、鬼となる。
 
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私はまだ家族を見送ったことがないので、この映画を見ても全部理解できた
わけではないのかもしれません。

ですが、清子さんの陶芸に対する真剣さ、
白血病になってしまった息子さんに向かう真摯さを見ているうちに、
「あなたは、本当に生きていますか?」
と問いかけられているような気がして、とても辛かったのです。

清子さんは、古代穴窯での信楽自然釉を成功させた女性陶芸家の草分けです。
また、息子さんの病気をきっかけに、骨髄バンクの立ち上げにも力を尽くされた
方です。

こんなにも全力で、ご自身の命すら削るように努力している方なのに、
息子さんは骨髄移植をした後で、病が再発してしまいました。
病のベッドの上で、誕生日を迎えます。

「さあ、最後の誕生会しようか」

この一言に、どれだけの想いがこめられているか分かるでしょうか?

そして、血を吐きながら「怖い」という息子さんに、亡くなる寸前に清子さんが
かけた言葉。
こちらは是非、映画でご覧くださいね。
 
 
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とても辛い映画なのに、見ているととても元気が出てきます。
たくさん、たくさん泣いたのに、生きる希望をもらえます。

それは、映画の中の二人が嘘偽りなく、本気で生きていたからなのではない
でしょうか。
それを見て、私も「本気で生きなきゃ」と思えたのかもしれません。