全ての人をヒーリングすることは出来ないけれど、、、

対人関係とヒーリング

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

最近ヒーリングセッションなどの時に「重要な他者」の話をすることがあります。
これは精神科医であり、対人関係療法のプロである水島広子先生の本に書かれていました。
これは以前にもご案内したことがあるので、
覚えている方も多いと思います。


三重の円を描きます。
一番重要な他者は真ん中の円に入る人たちで、同居している家族。
次に重要な他者は、中間の円に入る人たちで、
同居していない家族や親族、恋人や親友などが入ります。
一番外側の円に入るのは、会社の同僚や上司、近所の人たちなどです。

人にとって重要な他者は誰なのか、これを見ると良くわかります。


水島先生の本のその重要な他者の概念の紹介部分に、
多くの男性はとまどう、というような記述がありました。
仕事を大切にする人にとって、社内の人間関係はとてもとても大事ですから。
下手をすると家族よりも大切にしていたりする。 

なのに会社内の人間関係が一番外側にあるのが腑に落ちない。
気に入らない。
納得できない。


こういう仕事人間の人、いますよね。
私の父もそうでした。


仕事人間にとっては、大事な仕事、アイデンティティにもなってしまっている仕事を大切にするために、家族がいる、みたいな部分があるのだと思います。

仕事人間にとっては、この世で自分がどのような仕事をしたのか、が大切。
そのために家族にかしずいてもらったり、家族に犠牲になってもらったりする。
よりよい仕事をするために、時には休憩は必要。
だから休みもとる。
でも家族との休日は「家庭サービス」であり、普段は犠牲になってもらうためのちょっとしたエサのようなもの。

私の父親は、そんな価値観を持っていたと思う。
私もその価値観の影響をまだ多少引きずっているのかもしれないな、とも思います。
(私はこの仕事が大好きで大好きで(=^・^=))


水島先生の「重要な他者」の概念は、西洋的なのかもしれません。

家庭が大事で、遊んで楽しむ事が大事。
それらの大事な事、大切な人を大切にするために、仕事をしている。
そういう発想ですよね。

だから夏のバカンスはみんな普通に1ヶ月くらい地中海地方に行ってしまう。
その間街中にはほとんど人がいなくなる。
遊ぶために働く人たちです。



もちろん色々価値観、色々な生き方があっていいのですが、
今の私たちのような仕事の仕方は、どこかおかしいのかもしれません。

1日の大半を一緒に過ごす人(職場の人)が、全く重要ではない他者だ、というのもなんだか不思議な気がします。

大切な人を大切にする時間がほとんど取れないのに、
大切な人を大切にするためのお金を得るために、
全く大切ではない人と1日の大半を過ごす。


なんか変ですよね。



実は昨日、癒しのプロコースのメンバーが職場のことを話してくれました。

彼女の職場に新人さんが入ってきて、
まだ数回しか一緒に仕事をしていないのですが、

かなりボロボロに心が傷ついている方のようで、
彼女に依存してくる臭いがするようです。

彼女は一生懸命その女性に仕事を教えるのですが、
それもなかなか難しく、教えている途中でその彼女の愚痴になり、
それを聞かざるを得ないように話を持っていかれる。
何かちょっとイレギュラーな事があると、顔が引きつってパニックになる。
何か教えるとひたすら「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」と連呼する。

ひどく傷ついている人だというのは、ヒーラーですからすぐに分かるし、
先輩としてその方をある程度教育するのも仕事のうちです。
でも、教えようとしてもなかなか進まず、、、、、

彼女はちょっとモヤモヤしていたようです。



そんなお話を聞いて、水島先生の「重要な他者」で言うと、
一番外側の円に入る人だということを確認したり、
ヒーラーとしてヒーリングを勧めたくなる訳ではない事を確認したりしました。

でも、なんだか気になる、、、、、、
バスッと割り切れない。



それ、分かるような気がしました。
彼女はこんな事も語ってくれました。
自分がもしヒーリングや癒しのプロコースに出会わなかったら、
自分の未来はその人のようになっていただろうと思う、と。

それは私も同じですし、
癒しのプロコースの参加生全員がそうだと思います。

ヒーリングに出会わなかったら、
あのまま年齢を重ねていたら、、、、傷はどんどん大きくえぐれてきますから、
社会の中で普通に生きていくことが、とても難しくなったでしょう。
すっごく嫌な人間になって行ったでしょう。



だから、ヒーリングに出会えた事に心から感謝しています。

そして、出会う全ての傷ついた人をヒーリングできる訳ではないし、
そうしなくてもいいのだ、ということも大切だと思います。



全ての人をヒーリングする事は出来ないけれど、
今そのタイミングに来ている誰かにヒーリングさせてもらう事は出来ます。

縁がなくて関われなかった人に、罪悪感を感じる必要はないのだと思います。



ヒーリングされていくには「時期」とか「縁」があります。
間違いなく、あります。


だからその新人さんは、今は「時期」ではないのでしょう。
その新人さんがなるべく早く、癒される時期が来る事を祈りましょう。





■ 編集後記 ■ >>>>>>>>>>>>>>>>>>

椅子に乗るにゃんちゅう

今日は随分涼しい日でしたね。

涼しくなって来てうれしいのは、
夏の間によりつかなかった猫のにゃんちゅうが、
仕事する私の膝に上がってくる事です。


今も私の膝の上でまるくなっています(=^・^=)
私の小さな幸せです。


実は私、数年前に座り仕事用の、椅子の上に乗せて座るものを買いました。
これって、なんと言う名前なのでしょう。
よくわからないのですが、

椅子の上にそれを乗せて、その上に座ると、
座り仕事で悪くなりがちな姿勢が、綺麗に整うのです。


これを購入する時には、東急ハンズやロフトを歩き回り、
展示品に全て座り、
どれが一番いいのか吟味に吟味を重ねました。

探し回っただけのことはあり、
すっごくお気に入りです。


そして私以上に猫のにゃんちゅうがこの椅子を気に入っていて、
私が立ち上がるとすぐに椅子に乗っかります。


にゃんちゅうに、私の膝に座るように言うと、
もったいぶって、散々嫌そうな顔をしてから、しぶしぶ膝に上がるのに、、、、、、、

まるで私が座っているのは邪魔だから、どいてよ、という感じです。


今年の冬も、にゃんちゅうと椅子の取り合いが続きそうです。



では。