母の美徳と才能って・・

母の美徳と才能って・・

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

先日、施設に入っている母を連れ出して、
少し早めですが、クリスマスがわりのお祝いをしました。

と言っても、そう言うことに全く興味のない母ですから、
単にプレゼントを渡しただけですが。

その日の母はいつにも増して、
「もうすぐ死ぬんだから」
「地獄には持っていけないし」
などというネガティブ発言が多発。

施設内でそんな話ばかりしているのかな、、とちょっと心配になります。



あまりの発言に、私はこう言いました。


「お母さん、お父さんは地獄にいるの? 天国にいるの?」
ちょっと考えてから母は、
「あの人は天国にいる」
「そうだよね。お母さんが死ぬ時には、お父さんが迎えに来るんだよね?」
「うん。。。」
「っていう事は、お母さんも天国に連れて行かれるんじゃないのかな?」


と言ったら、地獄発言はなくなりました(=^・^=)


父は亡くなって10年です。
非常に非常に個性的で、人畜有害な人だったのですが、
母の記憶の中の父は、年を追うごとに「素晴らしくいい人」に変身しています。



「もうすぐ死ぬんだから」発言が出た時には、
「お母さんが死ぬ時には、お父さんが迎えに来るよね?」
「うん、来る」と母。
「だよね。そしてあの、人を待てない短気なお父さんは、
まだ迎えに来ていないんだよね」
「うん。そうだね、、、、」
「という事は、まだ時期が来ていないんだよね」
「、、、、、、、、、」


何年経っても恨みの消えない人もいますが、
母は呑気な幸せ者なので、嫌な事はキレイに忘れています。

父が生きていた時は、父は母を事あるごとに罵っていたのですが、
そういう事を忘れられるのは、一種の美徳というか、才能だなと思います。
本当に幸せな人です。




では。