子ども時代に深い傷を負った人へ

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

ヒーリング

エナジー系セッションをさせていただくようになり、
カウンセリング系セッションを中心にしていた時とはまた違う感じで
クライアントさんが見えるようになりました。

これまでも感じてはいたのだけれど言葉にしなかったことを
これからは少し述べて行こうと思います。

今日はこちら。

クライアントの様子を見ていると
その方々に共通することが前よりもくっきり分かるようになりました。
書いてみれば「そりゃそうだ」ということなのですが

1、子どものころに深い傷を受けている
その傷の原因は、母親と父親の役割が逆転した家庭構造にあります。

2、母親からいつもいつも父親の愚痴を聞かされています。

3、これに「子ども時代に死や狂気の影がちらついている」が加わることが多いです。

4、加えて、感受性が強い

この条件が揃えば揃うほど、子どもにとっては日常生活が悪夢である、という環境になります。

そしてこういう方はたいてい、子どもの頃にいじめにあっています。

こういう風に育つとみんないじめられる、という訳ではありません。
ただ、これらが重なっている人の割合が高い、ということなのです。

家族関係がうまくいかないとか、
体調不良であるとか、
職場でいじめられるとか、
働きたくても働けないとか、
うつ、引きこもりだとか、
借金が沢山あるとか、

そういう方々のお話を丁寧にお聞きしていると、今述べた4つのうちのいくつかが出てくることが多いです。

順番に説明します。

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 ◆子どものころに深い傷を受けている
 
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子どものころは人生のための「仕込みの時期」なので、傷を負わない人なんて
まずいないと思うのです。

私、福本の直感によると(絶対ではないです、ごめんなさい)

私たちは目的を持ってこの世に生まれます。
それを果たすために、両親選び、環境選びという
舞台設定が必要になります。

目的を達成するための舞台が整ったところに生まれてきます。
そして子どものころに、目的達成のための原動力となるような
「傷」を受けるのです。

残念ながら、傷による痛みがないと、私たちはこの世で成長できないからです。

そういう訳で、誰もが子どものころにある程度の傷を負うようになっています。
しかし、その傷にもタイプと質があるようです。

母親が母性の発達が不十分で父性優性で、
父親が父性の発達が不十分で母性優性だと、こうなります。

日々幼い子どもと密な時を過ごしている母親は、
子どものケアを行動としてはある程度するけれど、母性よりも父性が優位なので、
子供が成長するために一番必要としている、愛という暖かいケアがうまくできません。

父性は母性とは違い「いい子でなければわが子じゃない」ですから、
子どもが自分の期待通りでない場合、怒り狂います。

なぜ出来ないの。
このくらい出来ないとダメでしょう。
あなたは自分では何も出来ないんだから。
私に恥をかかせるなんて。
お前はバカなんだから。
私の言う事を聞かないからこうなったのよ、どうするの!

ずっと一緒にいる母親が「どんな子も無条件にかわいい」という母性としての愛情があり、
一日のうち少しの時間しか会えない父親が父性を発揮するならば、
子どもは母性という愛によって癒され、自信を持ち、生きることができます。
父性の厳しさも、徐々に受け入れていけるでしょう。

でも、逆はダメなのです。

毎日一緒にいる母親が父性で厳しく叱り
ほとんど一緒にいない父親が、ちょっと慰めてくれるという状態だと
子どもは「自分はこの世に存在していていいんだ」という生きるための基本的な安心感が育ちません。

これはとても深い、どうにもならない傷となります。

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 ◆大変な問題はこれなんです
 
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父性と母性

大変な問題なのは、
父性的な女性が子どもとずっと一緒にいて
母性的な男性がたまに子どもと交流を持つ、というパターンです。

今35才以上になっていて、根深い問題を抱えている方は、
そういう感じの家庭で育った方が多いように思えます。

それ以降の世代、今子育てをしている方達にすごく多いのが、

父性的な女性がバリバリ外で働いて、
母性的な男性が家庭を守る。

そういうパターンです。

これは、子どもは一応、母性的なケアをずっと受けられるので、
大きな傷にはならないかもしれません。
が、男の子の場合、育っていくためのモデルとしての男性像がそれでは
自分の中に葛藤が起きないだろうかという心配はあります。

この辺のことはデータがないので今後の課題です。

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 ◆最近の傾向
 
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最近は草食系男子が増えました。
それに対応するように、肉食系女子が増加しています。

私は普段、若い男性とお話をする機会もないので難しいのですが
聞いたりしたことをまとめてみると

すぐ泣く
すぐすねる
かわいこぶる
いじける
優柔不断
化粧品や髪型に強いこだわりを持つ
家族ととても仲が良い

デートでどこに行くか、
レストランはどこにするか、
料理は何にするか、
というような事は人任せ。
もちろん告白なんてしないし、
プロポーズも女性からが当たり前。

それに「育メン」も流行っていて、
大企業では、男性が育休を取れるというのを知ったのが少し前でした。
現状は知りませんが・・・。

経済が伸び悩み、地球資源も枯れかけているのだから
肉食系は生き延びるのが難しくなります。
草食系になっていくのはあるいみ当然のことです。

私の知人でも、
夫が家庭に入って育児をし、
妻が外でガンガン働いて家庭を支える。

そういうカップルが増えつつあります。

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 ◆母親からいつもいつも父親の愚痴を聞かされています
 
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では、今度は
父性的な女性が子どもと長い時間を過ごしていて、
母性的な男性がたまに子どもと交流する、というパターンで育った方の事を
少し深めてお話します。

こういう家庭では、女性は自分の能力を社会的に発揮するチャンスに恵まれなかったため、
どこかでうっぷんを抱えています。
それでも、与えられた環境で一生懸命に何かを頑張り、
自分なりの道を見つけ、満足した人はいいのですが、

若い頃はこんなことができたのに、という過去の栄光に執着したり
結婚したためになくしたもの、犠牲にしたものを数え続けたり、
他の人と結婚していたら、というifにしがみついたりしていると、

頼りない夫が許せなくなります。

自分が今こんなに苦労しているのは、夫が頼りないせいだ。
夫が低収入だから
夫が出世しないから
夫が平社員だから、
夫が無能だから
夫が私に優しくないから
夫が不器用だから

だから今私はこんなに不幸なんだ、と考えるようになります。
元型で言うと、「犠牲者」と「子供」が成り立ちます。

そういう女性は、父性で激しく夫を攻撃するでしょう。
母性的で大人しい夫は、妻の暴言に耐え、萎縮し、何かに逃げようとして縮こまってしまう。
母性的な夫は、妻の不満を何とかできるほどのものがないので、
余計にイライラした妻は、子どもに夫への不満を浴びせるようになるのです。

この場合、子どもは大好きな父親を母親が罵倒するのを見聞きして傷つきます。
これはかなり深い傷になります。

そして母親から父親のやつあたりをされたり、愚痴を毎日聞かされる。
「お父さんのようになってはいけない」と言われることも多いでしょう。
特に男の子だったら、母親は絶対に言います。
「あんたは父親そっくりだ」と。

これが恐ろしい呪いの言葉なのです。

その上、
子どもはいつも一緒にいる母親が不幸なのは自分のせいだ、と無意識に思うようになります。
なぜか父親のせいではなく、自分が悪いと思ってしまうのです。

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 ◆子ども時代に死や狂気の影がちらついている
 
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これは、例えば同居していた祖父母の介護がとても大変で、
母親が疲れ果てていたり、
両親か同居の祖父母が精神科系の病気を持っていた、というような場合です。

家族とは、弱い物を含めて弱くても大丈夫、お互い様なのだから、という暗黙のルールで寄り添い合うものだと思います。
幼児もお年寄りも病人も、いわゆる弱者です。
弱者が弱者のままで守られ、弱者を中心に毎日が回るのが家庭です。

ところが弱者を含めていくにもやはり限界があって、限界を超えてしまうと、
支える家族が病んでしまいます。
体調不良になったり、
精神的に追い詰められたりして、
家庭内はさらに暗く乾いたものになるでしょう。

そうなると、子どもが後回しになります。
子どもはいつも、死や狂気のエネルギーにさらされる状態になってしまいます。

本来は守られて安心していられるはずの家庭内が、いつも不安と恐怖に満ち溢れている訳ですから、
子どもには安心していられる場所がなくなってしまいます。

これも破壊的です。

それでも子どもが適度に感情や感覚をブロックできる才能があると何とかなります。
実際、「その環境でよく真っ直ぐに育ったよね」と思うような方がいらっしゃるでしょう。
しかしそういう能力がなく、感受性が鋭い子供だったりすると、
身近な人のマイナスエネルギーを正面からあびるのが日常的になってしまうのです。

ここまで全部揃ってしまうと、ただお気の毒、というしかありません。
自分を癒すことを何よりも優先してほしいと思います。

そしてそんな厳しい環境を選んで生まれてくるからには、
何か意味があるはずなのです。
癒され、自分や家族を許す事が出来るようになると、
きっとその「意味」が見えてくるはずです。

こういう環境を選んで生まれてきてしまった方は、
ご自分を癒しつつ家族を許す事が、人生の大きなテーマの一つになると思います。
そしておそらく、これらの条件がそろえば揃うほどに、自分で何とかするのは
かなり難しいこととなります。

そういう方は、まず祈ってください。
「神様、私がこの傷を癒すために必要な出会いをください」というふうに。