エジプト報告2・ハトホル神殿

こんにちは、福本いずみinエジプトです。

昨日はずっとずっと憧れていた「ハトホル神殿」に行けたので、
そのご報告です。

ハトホル神殿は、デンデラという町にあります。
ルクソールより少し北になります。

豊穣の女神ハトホルは、雌牛の角を持つように描かれたり、
雌牛の耳をしているように描かれたりします。
よくあるのが「ハトホル柱」です。
石や木で作られた巨大に柱のてっぺんに、
牛の耳をしたハトホルの頭部が彫られています。

ハトホル神殿には、巨大なハトホル柱が沢山沢山並んでいました。

私たちの今の美意識から言うと、
決して美人ではないのですが、
なんともいえない優しいいいお顔なんです。

ところが悲しい事に、
キリスト教が入って来た時に「偶像崇拝」だという理由で、
顔部分だけが削られたり破壊されたりしているものが
とてもとても多いのです。

こんなにも優しく暖かく高貴なものを、
なぜ破壊する事が出来るのか、私には理解不能なのですが、

どれほど破壊されつくしていても、
ハトホルのエネルギーは全く損なわれていません。
いつも、怒り、破壊、偏狭さ、などを持っているのは人間で、
神々さまたちではないのです。

でも、ありましたよ、破壊されていない美しいレリーフ。
それを見つけた時にはホッとしました。

それから神殿の屋上には、時計の間があって、
四角い部屋に12本の石の柱があり、
1時間ごとに神官がその柱の間に
ハトホルを象徴するものを移動させて行ったのだとか。

その場所に上る螺旋状の階段があるのですが、
その階段の両側には、等身大の神官が儀式に必要な道具を携えて、
階段を上がって行くレリーフがぎっしり刻まれています。

その横を歩いて行くと、なんだか自分も神官になったような、
不思議な感じがしてきます。

時計の間にたたずんでいると、
沢山の神官たちが神事に必要な道具を運んだり、
祈祷したり、供物を捧げたりしているのが感じられました。

実は私…「◯◯の神官」という言葉に反感を持っていた事があります。

というのは、スピ系の人たちが集まって、
過去世の話であれこれ盛り上がったりすると、
アトランティスで神官をしていた時に…的な話になる事があって、

とにかく多くの方が
「前世でアトランティスの神官をしていた事がある」
と言うのです。

神官ばっかりやたらに多くて、
アトランティスには神官しか居なかったのかな、
などと皮肉を言ったりしていたのですが、

今回エジプトの神殿を回ってみて分かりました。
そうとうな数の神官がいたはずです。
一日3回、神様に食べ物を捧げる儀式や、
あれの儀式これの儀式、
ひっきりなしに秘技や儀式が執り行われていて、

相当数の神官が必要だったに違いない、と思いました。
エジプトに惹かれてやってきた私も、
もしかしたら古代エジプトで神官をしていたのかもしれません。