魂の螺旋~全力で今を生きること

こんにちは。フェアリーブルーの福本いずみです。

今回は別の視点から、魂のルーツについて考えてみたいと思います。

前回の記事はこちら
◆あなたの魂のルーツは何でしょう?

以前、法然院のワークショップに出た時のお話です。
資料として、ドキュメンタリーの映像が流されました。

鮭が命がけで、生まれ故郷の川をさかのぼっていくのはご存知ですよね?
何ヶ月もの間食べることもなく、逆流に逆らい、岩や流木に当たったりしながら、
どんな困難があろうとも、ただひたすらに川を上っていく・・

自分の故郷で、子孫を残して、死んでいくために。

故郷に戻った彼らは、当然のことながら、ほとんど力尽きています。
それなのに、最後の力を振り絞って、パートナーを見つけて、子孫を残します。
そして、死んでいく。

・・・

人間には理解できないくらい、壮絶な人生(?)です。
とても真似ができないくらい、見事な生き様、死に様です。

彼らは人間のように、「疲れたからここは手を抜いてしまおう・・」とか、
「少しサボってしまおうか・・」なんてことは全く考えていません。

どの瞬間も、常に命がけで生きています。
その姿に、思わず涙が出そうになりました。

そしてその時、ある映像がふっと頭に浮かんだのです。

生命のスパイラル。
つながり続ける螺旋・・

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卵から孵った鮭は、川から海に出て回遊するでしょう。
4年たったら、故郷の川に戻って、また卵を産む。そして、死ぬ。
新しい卵は孵化して、川から海へ出るでしょう。
そしてまた・・

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決して同じ鮭ではないけれど、リレーのバトンを渡していくみたいに
螺旋でつながる生命のかたち。

私たち人間も、同じなのかもしれませんね。

生まれて、生きて、死ぬ。
そしてまた新しい命として生まれてくる、現世だけでは終わらない輪廻の螺旋

子どもを生み、子孫を残して、現実の世界で命をつないでいく。
生命の連鎖の螺旋

人と出会い、別れて、そしてまた別の誰かと出会う。
人と出会うことで自らを成長させいく、成長の螺旋。

生涯大切な誰かと喧嘩したり、仲直りしたりしながら関係を深めていく、
人との関係の螺旋。

世の中の流行だって、同じものを繰り返すといっても、決して同じものではない。
前回より、少しずつ進化しているんですよね。
以前と位置は同じでも、高さが別のところにあるんです。

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螺旋のあちこちには、たくさんのテストや課題が置いてあります。

私たちがそれを解くことで、螺旋を進んでいくことができる。

難しいから、辛いからと、逃げたり、ごまかしたりしてしまうと、
螺旋は歪んだり、後戻りしてしまったりすることでしょう。

今を本気で、全力で生きること。
その時自然と、私たちは綺麗な螺旋を進んでいくことができるのだと
思います。

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それにしても、螺旋の行き着く先はどこなんでしょうね。
鮭みたいに、私たちにあらかじめセットされている魂のルーツが
あるのでしょうか?

人生の目的は、一人一人、みんな違うんだと思います。
「愛」がテーマの人もいるでしょうし、
「悟り」がテーマの人もいるでしょう。
「自立」や「信頼」なんて人もいるかもしれませんね。

望むと望まざるとに関わらず、人は、自分の魂のルーツに引きつけられていく。
それはもう、理性とか意識でコントロールできるようなものではないのです。

「今」を精一杯生きることで螺旋を昇りながら、少しでも自分のルーツに
気がついていけたら、何て素敵なことでしょう。

全力を尽くして命を終えた鮭は、きっと、後悔なんてしないものだと思います。