お金とのつきあい方~「みんなでリッチ」の落とし穴

こんにちは。フェアリーブルーの福本いずみです。

今日は前回につづいて、「お金」について考えてみようと思います。
「お金」としっかり向き合うことができる、とっても楽しいゲームがあるんです

前回の記事はこちら
◆「お金」との幸せなつきあい方

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

TGゲームというものをご存知でしょうか?
正しくは TOTALGAME というそうですが、ある時ハマって、ずいぶんやり込んだ
ことがありました。

4人1チームで、それぞれが自分の会社を経営していきます。
現実の会社と同じように、原材料を仕入れ、工場で製品を生産して、
利益を出していく。

1期分(1年間分)行うと、大体1時間くらいかかります。
それを何期でも、できる限りつづけていきます。
会社の経営って、普通は1年では終わりませんものね。

そして、そのゲームの中では、現実の世界でも起こるような幸運や
トラブルが次々と起こります。
縁故入社で社員を増やしてしまって、人件費をどうしよう~~って悩んだり、
工場で事故が起きて、商品が作れなくなったり、
予想外に商品が大ヒットしてみたり・・
何というか、生々しいのです。

300円ほどですが、自分でも現金を出して、1期が終わるたびに「決算」するのも
一役買っているのでしょう。
自分がどれだけの利益を上げて、損をしてきたかが目に見えて分かるように
なっています。
そこで、利益を上げればほくほくした気分になるし、手持ちのお金が
なくなっていればガッカリ感も大きいのですね。

そんな訳で、このゲームでは、メンバーの本当の気持ちや考え方が
ばーーーんと見えてしまいます。
お金との付き合い方、その時の気持ち、心の状態、人生観、物の見方、
仕事に対する姿勢や態度、などなど・・
あまりに見えすぎてしまうので、普及しなかったのかもしれません・・
(面白いのに・・)

そのゲームの中で、私が試してみたことがありました。

それは「みんなでリッチ」大作戦!

あるカードで「商品が5個売れる」というものがあります。
ところが、自分は商品を3個しか持っていない。
そんな時、隣の人が残りの2個分、商品を売る権利をもらえます。

現実の世界でもありますよね?
人気商品が品薄で、他のお店に行ったら「あった!」なんてこと。
ゲームの中では、これを「おこぼれ」と呼んでいました。

この「おこぼれ」が起こると、とっても嬉しいんですよね~~!!
棚からぼた餅みたいなラッキーアクションですから。

そしてこのカード、いろいろな使い方ができることにも気がつきました。
自分がもし、商品を5個持っていたとしても、3個だけにしておいて残りは
隣の人にまわす・・
自分の利益の一部を、周りにもおすそ分けしよう。
そうして、皆で利益を上げていこう、という考え方とか。

私が初めてTGゲームをした時に、メンバー全員が同意して、
この「みんなでリッチ」なやり方をしてみました。

そうしたら、本当に、みんながリッチになったんです!
全員が黒字になり、回した「おこぼれ」も何倍にもなって戻ってくるんです。

現実の世界も、きっとこんな風にできているんだろう。
実世界でも、こんな風に「おこぼれ」を回していけたら、みんながリッチで
幸せな社会になっていくはずだ・・

私は本当に、「幸福感」や「希望」みたいなものを感じたのです。

ところが・・

その次の時、同じようなやり方をしたのに、全くうまくいきませんでした。

うまくいかないうちに、どんどん借金が膨らんでいって、破産寸前にまで
追い込まれてしまいました。

何で!!??

この回のゲームでは、「みんなでリッチ」になることはできなかった。
「おこぼれ」はうまく回らなかったのです。

納得がいかなかった私は、終わった後でゲームをしていた時の自分を
分析しました。

そこで気がついたのは、自分の利益は後回しにして、「おこぼれ」を
回していたこと。

うまくいった回では、自分の手持ちが少ない時には、「おこぼれ」は
回さなかったのです。
自分の足場をしっかり固めることを優先させていました。

なるほど~・・
この社会も、そういう風にできているのかもしれないね。

この気付きは、私にとって、とても大きなことでした。

まずは、自分の足場をしっかり固めること。
その上で、出てきた利益は積極的にどんどん周囲にまわすこと。

やっていることは同じでも、優先順位でこんなにも結果が違ってしまう・・

現実の世界の仕事でも、試してみる価値はあると思いませんか?