「自分は愛されていない」

こんにちは。フェアリーブルーの福本いずみです。

今日もまた、父の思い出話をしてみようと思います。
 
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 比べると いい家住んでる あの人に 
 自分が勝てる ものを探す
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 
これは、私がDVD『108回音読する元型』に詠んだ詩です。

父は、思い通りにいかないことがあると、すぐに爆発して家族にあたる人でした。
母に対しても、常に毒をまき散らし、居丈高に振舞うのです。

どうしてなんだろう、とよく観察してみたところ、
どうも学歴にコンプレックスがあったようなのです。
母よりも、ランクが下の高校に行っていたことが嫌だったのですね。

仕事についてからはそれなりの成績をおさめ、
全国で2位という偉業もなしとげています。
それでも、学歴コンプレックスは消えることがなかった・・

親戚のところへ行くと、母と同じ高校を卒業した私や、母の自慢話をします。
家の中では家族に怒鳴りちらすのに、外では家族の自慢をする。
それは、冒頭で詠んだ詩のように、家族を使って、他人より優位に
立とうとしていたのでしょう。
 
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 私ほど つらい人生 他にない 
 誰にもわからぬ この悲劇
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 
そして父は、今までしてきた苦労の愚痴ばかりを言っていました。

父の地獄は、父自身が作りだしているものです。幻想です。
ですが、それが分からずに、苦しい人生を「リアルな現実」と思い込んでいたのです。

「自分は愛されていない」

そう思い込むことで、ますます幸福から遠ざかっていたのです。

父のほかにも、「執着」や「エゴ」を「愛」だと勘違いしている人は
たくさんいます。

地獄を作り出すのをやめさえすれば、自分がどれだけ愛されているか、
どれだけ守られているか、どれだけ大切にされているか、すぐに分かるはずなのです。

見ている私、関わっていく私もとても辛いものがありましたが、
地獄を作りだし続ける父の姿は、私にはとても大きなギフトとなりました。
父に感謝して、このギフトを純粋に受け取ろうと思います。

そして地獄を作り出すのをやめること、
地獄がいかに簡単に作られていくかを、みなさんに伝えていくこと――

それが何よりの恩返しになると思っています。