「弱さ」を味方につけること

「弱さ」を味方につけること

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

ずいぶん前の番組ですが、こちらをご存知でしょうか?

◆プロフェッショナル 仕事の流儀 挾土秀平

仲間が教えてくれたのですが、ものすごくいいです!
しかも、私好みのイケメンですヾ(@°▽°@)ノ

このDVDの内容から、今回は「弱さ・不安・臆病」について考えてみようと思います。
 
 
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「臆病になれよ、自信を現場に持ち込むな」
左官屋・挾土秀平さんの口癖です。

最近、スピリチュアルでよく言われるようになったポジティブシンキングとは、
真逆の考え方をする方なのですね。

仕事の前には、常に最悪の状況まで考える。
ですから、仲間はみんな、気分が暗くなり、口数も少なくなるそうです。

どれだけ頑張っても不安で、不安だから臆病になり、
だからこそ丁寧に、真剣に仕事に取り組むようになる。

明るく、楽しく、ワクワクしながら前向きに・・
そんな時代の流れと逆行しているにも関わらず、彼の仕事は超一流なんです。

このような仕事のやり方もあるということなのでしょう。
 
 
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ですが、よく考えてみると、これは誰にでも理解できることなのではないでしょうか。

新しい仕事を始めるときや、とても難しい仕事をする時には、
不安になってしまう方のほうが、まだまだ多いと思います。

失敗したらどうしよう・・
こんな仕事ができるのだろうか・・
自分には無理、絶対無理!

こんな風に、自分の心の弱い部分が顔を出してくるのです。

ですが、挾土さんのすごいところは、ここからです。

弱さ、不安、臆病さ、etc..

そんな自分の弱さを、しっかり受け止めて、認めているのです。
そして、逃げることもしません。
真っ向から立ち向かっていくのです。

普通の人なら、ここで自分をなだめようとするでしょう。
ざわざわする心を落ち着かせて、気をそらしたり、
あがいたり、もがいたりするでしょう。

「大丈夫だ」と何度も自分に言い聞かせたり、
不安から目を逸らしたりするでしょう。

後のことは考えないように、適当に終わらせてしまう人もいるかもしれません。
誰かに押し付けたり、仕事から逃げてしまう人もいるでしょう。

挾土さんは、こんな心の嵐の中で、そのまま仕事をするのです。
最悪の状況になったらどうするか、それだけを考えて
慎重に、じっくりと、仕事を進めていくのです。

あまりに追い詰められたら逃げ、
また戻り、できるまでやる。

本当に、嵐の中を進んでいく船のようなのです。

嵐に舵をとられないように、
不安で道を誤ってしまわないように、
一舵、一舵を慎重にとっていくのです。

そしてその結果、最高の仕事を成し遂げます。

挾土さんは、臆病な自分を受け入れます。
治そうともせず、ただ、その現実を受け入れます。

弱さ、不安、臆病さ・・
そんな闇たちすら、味方につけて、最高の仕事をしていくのです。
 
 
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私たちがこのような闇を恐れるのは、それらに振り回されてしまうからですよね。

自分の「テーマ」「課題」だと受け止めることができずに、
ただ「自分を傷つけるもの」として、受け止めてしまうのです。

「強くなければいけない」
「堂々としていなければいけない」
「弱さを見せてはいけない」
「動揺してはいけない」
「負けてはいけない」
「自分は【できる】人間なのだから」

こんな強迫観念のような考え方を、あなたもまた、していませんか?

これは、地獄を作り出します。

こんな考え方に支配されてしまうと、

頑張りすぎてしまったり、
逃げずに戦って、力尽きてしまったり、
平気なふりをして、心を病んでしまったり、
人のせいにして、自分は強いふりをしてみたり、
気づかないふりをして、自分の課題から目をそむけてしまったり、

自分や周囲に「自分は強い」という「ウソ」をつきつづけることで
本当の自分自身を隠してしまうのです。

そして、成長が止まります。
 
 
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「カッコいい」と思える自分は、どんな自分なのでしょう?

お金を持っていること?
容姿が優れていること?
才能や能力があること?
たくさんお酒が飲めること?
ジョークが上手いこと?
友人がたくさんいること?

それがありのままの自分だったら、何の問題もないのですが
「本当のあなた自身」ではないのだとしたら・・

それは、とても滑稽です。
自分にウソをつくことは、とても滑稽なことなのです。

エゴ様が、妄想を暴走させているのです。

あなたがいくら頑張って自分自身を偽ったとしても、
周囲の人たちは、そんなウソはすぐに見抜いてしまうでしょう。
自分も辛いし、見ている周囲も、とても痛いです。
 
 
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「弱さ」を味方につけること
 
挾土さんは、「ありのままの自分」を受け入れています。

弱い自分、臆病な自分、不安な自分を認めて、さらけだしています。

ですから周囲の人たちは、彼には「ウソ」がないことが分かって
認めていくことができるのです。

自分の弱さを受け入れて、味方につけて、最大限に活用していくこと--

そうすれば、あなたがどれだけ未熟だったとしても、
あなたの仕事は次第に認められていくでしょう。

あなたの心の闇を、光に変えることができるでしょう。

「自分は強くなければいけない」

そんな妄想は、さっさと手放してしまいましょう。