「自立」のススメ

「自立」のススメ

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

今回は「自立」についてお話ししてみたいと思います。

社会的にも「自立」は大きなテーマになっていますよね。
ニートや引きこもり、パラサイトに共依存・・

一概に悪いこと、というわけではないのですが
今回は「自立」について考えていきたいと思います。

参考にしてくださいね。
 
 
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 ◆「無意識」って何?
 
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まずは、ちょっと別のお話から。
 
心理学ではよく言われることですが、
人間の「意識」は、「氷山のほんの一角」です。

氷山には水の下に隠れた大きな見えない部分があって、
それが人間の「無意識」にたとえられています。
意識の何万倍、何十万倍ともいわれていますね。

そして、その一番下の部分は「集合的無意識」です。
すべての人類、すべての生命がつながっている、共有の領域です。

「無意識」なのに「意識」できるの?

そう思われる方もいらっしゃるでしょうね。

ですが、人間が起きている時間の70%は無意識で動いているとも言われます。

車の運転をしているとき、なんとなく自然に身体が動きますよね?
お料理しているときや、慣れた道を歩いているときも、そうでしょう。

また、「いい間違い」や「忘れ物」、「うっかりミス」などには
無意識が表れやすいとも言います。

つまり、起きているときに「意識」していない言動のすべては
「無意識」だということです。

また、頭で考えなくても
たくさん練習した楽器がスムーズに弾きこなせるようになったり、
パソコンのキーボードが早く打てるようになったり、
話をしながらでも、じゃがいもの皮がむけるようになったりすることがありますよね。

これは、「意識して練習して、無意識に落とし込んだ」ということです。
「無意識」を使いこなせるようになった状態です。
 
 
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 ◆自立のめばえ
 
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私たちは誰でも、親や周囲の大人に依存するところから始めます。

小さな子供はいろいろなことが分かりませんから、
「ああしなさい」「こうしなさい」と教えてもらうところから入ります。

中には全く親の言うことを聞かない子もいますが、
大概、親の言うことは鵜呑みにしてしまうことでしょう。
そして、保護者に依存し、保護者の思いに沿って、育てられていきます。

そして子供は、初めは自分と、周囲の人たちとの分離ができていません。
3~5歳くらいになると、まず、自分は「男である」「女である」という
意識が芽生えはじめます。
「個人としての意識」が現れはじめるのです。
「個人の主張」も表れてきますので、第一次反抗期を迎えます。

そして、思春期に第二次反抗期を迎えます。
この頃、両親の言うことを聞くのがとても嫌だったり、
大人の意見にいちいち腹をたてたりした記憶はありませんか?

それまで両親の価値観に沿って生きてきたのですが
「自分の考え」を持つようになってきます。
両親と自分との間に「境界線」を作り始めるのです。

実は、この時期にあまり反抗しなかった、という方も結構います。
そんな方は、生きていく過程で、何度も親と分離するチャンスを
与えられることでしょう。

進路を選ぶとき、仕事を選ぶとき、
一人暮らしをするとき、パートナーを選ぶとき・・

親が過度に干渉してくる家庭では、子供が苦労しないようにと
人生を細かく決められてしまう方もいるようです。

「有名大学の○○科に進学して、役に立つ資格をとる」
「仕事は安定している公務員がいい」
「あいつは収入が低いから、結婚させられない」
etc..

いつまでも「親の求めるいい子」であり続けることは、とても苦しいことでしょう。
無意識に、何も考えずに、言うことを聞いている人は別として
自分でやりたいこと、生きたい道があるのに
波風を立てるのを恐れて、親の言うことを聞いてしまう--

これは、非常に辛い道です。
 
 
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 ◆二つの選択肢
 
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このとき、2つの選択肢があります。

(1)親の気に入るいい子でいつづけること

(2)「NO」と言って、自分の道を進むこと
 
(2)は自分の気持ちや感情に正直になって生きる道です。
周囲の人たちとの間に、波風や摩擦が起きるでしょう。
この時期はとても辛いです。

そしてなぜか、私自身や、私が見てきた方たちのほとんどに共通しているのが
この時期に「自分を罰する」ことをしてしまうのです。
徹底的に、自分をいたぶってしまうのです。
そして、これはなかなか止められるものではありませんでした。

ですが、あまりに辛くて「いい子」に戻ろうと思っても
一度火がついた「自分自身」への意識は、もう止められることはないでしょう。

人間の魂は、必ず(2)の道を選びます。

(2)に気づいてしまった人が(1)に戻ることもまた
とても辛い道なのです。

それは、魂が(2)の道を選んでいるからです。
 
 
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 ◆自立のチャンス
 
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私と幼馴染のYさんは、同じように支配的な親を持っていました。

Yさんはとても元気な女の子でしたが、
思春期あたりからとても大人しい、目立たない女性になっていきました。

彼女の母親はとても強烈な人で、人当たりはとてもいいのですが
あらゆることを自分の思い通りにしないと気がすまない人でした。

Yさんは、母親の根回しで就職して、
母親の勧める人と結婚して、
子供が生まれてもどうしたらいいのか分からずに母親に指示をあおいで、
すべてを母親に依存していました。
気が弱く、存在感がなく、母親の影に隠れているような女性となりました。

私の場合は我が強かったせいか、同じように強烈な父に
悉く反抗していました。

命がけで(2)の道を選び、「NO」を言い続け、家出をして逃げました。

どちらも極端な例ですが、多かれ少なかれ、親にはこのような
「無意識の支配」があります。
子供を育て、社会の中に送り出していくためには、
ある程度は仕方のないことでしょう。

ですが、子供が大人になり、自分ですべてを決められるようになっても
子供を支配し、コントロールしつづける・・

実は、私にもそういう傾向があります。
子供を自分の思い通りに動かしたいし、言うことを聞いてもらえないと、腹が立ちます。

支配されることは、子供にとっては、ある意味楽な状態です。
自分で決めなくてもいいし、言うとおりにしていれば波風もたたず、ほめられる・・

だけどやはり、親の支配から離れて「自立」していくことを
魂は望んでいると思います。

魂は「自分を生きたい」のです。

親の言うことがうるさく感じられるようになったとしたら、
それは「自立のチャンス」です。

自分の意見を尊重して、嫌なことには「NO」と言うことです。
それが、あなたと周囲の人との間に境界線を作ってくれます。

あなた自身の魂の道への、第一歩なのですね。
 
「自立」のススメ
 
 
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 ◆自立を怖れる親たちへ
 
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親や周囲の大人たちと一体になっているエネルギーをほどき、
自分のものとして断ち切っていく。

それが、思春期の「反抗期」であり、「自立への第一歩」です。

この時期の子供は、さまざまな問題を起こすでしょう。

もともと日本は共同意識の強い母性原理の国ですから、
「自立」があまり得意ではない人が多いです。

「自立」するためには、「私はこの道を進む」という強い男性性が必要です。
そのためには、嫌なことには何度でも「NO」と言うことです。

「自立」は一朝一夕にできるものではありません。
自分は自立しているつもりでも、相手から見ればまだまだだったりするでしょう。

「自立」と「依存」は、きっぱりと白黒に分かれるものではないのです。
「自立」と「依存」のグラデーションのどこかに、私たちはいるのです。

あなたは今、どの辺にいると思いますか?

「大人」の私たちも、考えてみるといいかもしれません(^-^)
 
 
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 ◆自立は魂の願い
 
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(1)を選んだ人にも、何度も、何度も、自立を促されるような
出来事がやってきます。

それは、魂が望んでいる道だから仕方がないのです。

チャンスだととらえて、勇気を出して(2)に進んだほうがいいでしょう。

勇気もいるし、周囲の反対を怖れなくてはいけない。
自分を罰し、いじめてしまうかもしれない。
望んでいることが見えなくなって、間違った道を進んでしまうこともあるかもしれない・・

それでも、「自分で選ぶ」ことを続けていると
以前は不可能だと思えたことが、すっと解決したりします。

魂のレベルが上がります。
心から喜び、幸せを感じることができるようになるでしょう。

そしてこれは、思春期だけの問題ではありません。
両親や周囲の大人たち、自分の子供、配偶者、恋人、
仕事の上司、同僚、友人たち・・

その間に、しっかりとした境界線をひいていくことです。

「この人がこう言うなら、きっと正しいだろう」

ではなく、自分で考えて、行動することです。

何度も失敗するでしょうが、あきらめずに続けてくださいね。

いつか「依存とコントロール」の関係から抜け出して
真の人間関係を築けるようになっている自分に気がつくことでしょう。

そこで初めて、他者と本当に繋がることができるようになります。

「全体性・ワンネス」への扉は、そこにあるでしょう。

高次の世界への入り口ですね。