酒癖の悪い夫と離婚する勇気が持てません・・・相談

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

今日はYさんからのご相談です。

どうしてもいずみさんに相談したいと思うことがあります。
自分で解決しなきゃ、と思い自制していたのですが・・・。

アルコール依存

主人が酒乱なのです。
優しい人なのですが、トラブルが付きません。

家族は、主人が呑んで帰宅すると不安で仕方ありません。
つい先日は帰宅したら急に怒り出し、扇風機を破壊。
暴言もあり、精神的にもまいってしまいます。

きっと私も悪い所があるのでしょうが
この先もずっとこうなのか、と思うと耐えられず
離婚しようと言われた時、それがいいと感じました。

しかし、何となくまた元通り。

いつもこの調子なのです。

呑まなければ何ともないのですが
このままだらだらと続けていいものか悩んでいます。

この間は帰宅したら主人が食事の準備をしてくれていました。
掃除が行き届かなくても、私が無駄遣いをしても主人は何も言いません。
そこは本当に感謝しているのです。

書きながらよく分からなくなってきました。

私が何に重きを置くか、が大切なのですよね・・・。

さっと離婚する勇気が持てません。

2通目……………………

パソコンに向かいつつもメールをすることができませんでした。

結局どうするか決めきれないままだらだらしている自分が恥ずかしい。
そして、自分で何とかすることができないというのが引っかかっています。

でも、このままずっと平穏とは限りません。

実はお酒は毎日飲んでいて、飲まないとやっていられない、と言います。
会社での人間関係が辛いようで、一人になれるところに住みたいと言います。

無理して飲むわけでもないので、アル中ではないと本人は主張します。

基本的には物にしか当たりませんが、たまに投げたものが当たったり
胸倉をつかまれたりすることはあります。

子どもにも酔ったことが理由で手を上げることはありません。

とにかく飲みすぎると何かが乗り移ったように変わってしまうのです。

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 ◆Yさんへ
 
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長々とお待たせしてしまってごめんなさい!

毎日おびえながら生活するのは、Yさんにとってもお子さんにとっても本当に辛いことでしょう。

実際にどうなのかは分かりかねますが、ここではアルコール依存症の気があるということで書かせていただきますね。

自分で解決しなければならないけれどできない。
離婚もできないし、お酒をやめて、とも強く言えない。
そして何となくダラダラ続くという状況。

今決断しなければ、というときにできないのは辛いですね。

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 ◆基礎知識を持ちましょう
 
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アルコール依存症について一般的なお話をさせていただきます。
私の観察によるデータですが、アルコール依存傾向の方は自己評価が低いです。
そして他人がどう思うかを必要以上に気にして、自分の思いを表現するのは
とっても下手です。
良い人、優しい人と認識されやすいタイプなので、ストレスがたまりやすく
アルコールに逃げてしまいます。

どんな依存症においてもですが、その傾向のある方は
自分は依存をしている、それがないとやっていけなくなっているということを
自分で認めなければいけません。
そしてそこから抜け出す、と決める勇気が必要になります。

例えばアルコールに依存していた人がそこから抜け出すと
逃避することで見ないようにしていた現実に直面し、精神的なダメージがあります。
そして、アルコールに逃げられないという身体的なダメージもあります。
二重の苦しみに本人もその家族も大変な思いをするでしょう。

ぜひ、「ウォークザライン」という映画を見てください。
きっとあなたの助けになるはずです。

深い心の傷が原因で依存症になります。
その傷が治れば、依存症から立ち直れるはずです。

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 ◆いずみ流基礎知識で補足
 
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お酒さえなければいい人なんです、とか、本当はいい人なんです、というのは
依存症のご主人を持っていた人がよく言う言葉です。

飲んでいない時の優しさが本物だと思い込んでいる人が多いですが、それは違います。
自分らしく生きていないから、アルコールに逃避して暴れるのです。
自分らしく生きている人は依存などしないのです。

いいですか。

飲まない間に出ている良い人は、周りから見ていい人。
つまり、都合のいい人なんです。
本当に自分らしく言いたいことを言えるようになればアルコールに逃げる必要もなくなるのではないかと思います。

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 ◆共依存を知っていますか
 
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私には、元夫がアルコール依存症だった、という知人が数人います。
皆大変な思いをしています。
刃物を持ち出すのは当たり前、離婚を決めて逃げても追いかけられ
何度も引っ越しを重ねて身を隠す・・・。

さっと離婚して人生をリスタートしたという方は今の所いません。
実際、少ないのではないかと思います。

なぜながら、アルコール依存症の夫とその妻は、いつの間にか
共依存の形になってしまっているからです。

「共依存」はネット検索で出てきますので、読んでみてください。
自分はアルコール依存症とは関係がない、と言う人もぜひ読んでみてください。
意外に身近なところにあると思います。

「自分が他の誰かに必要とされることによって存在価値を見いだすこと」。
それが共依存です。
自分自身の評価が低く、自分ではなく他人からの評価を必要としているため
誰かの世話をしたり、尽くしたりします。
そして、他社の世話をしていることにより他からの承認を得ようとします。

アルコール依存症の人の世話をすることに生きがいを感じ
そのせいで相手のアルコール依存がひどくなってしまうのです。

身の危険を感じるまで離れることができない女性が多いのはそのせいかもしれません。

ですから、アルコール依存症の方は配偶者と離れた方が回復に向かいやすい
という話もあります。
実際、離れたおかげで依存症を脱した、という方のカウンセリングを担当したこともあります。

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 ◆どうすべきか
 
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勇気を持つ

このままだと、Yさんは危険を感じるまでご主人から離れられない可能性が高いです。
もう書くことは分かっていたかもしれませんね(笑)。

そして、うまく離婚できたとしても、もし共依存傾向にあるのだとしたら
この先何度違う人生を歩もうとしても同じです。
そしてそれを見て育つ子どもも同じ道を歩む確率が高くなります。
それは親としては望まないことではないでしょうか?

もしかしたら「私は共依存なんてしていない!」とお怒りでしょうか。
でも、ここでしっかり共依存について知ってください。
そして、その可能性が自分にもあることを知ってください。

それが納得でくると、離婚がスムーズにいきます。

もし、共依存傾向がなければ、なぜ離婚できないのか
その理由を考えてみてください。
確かに離婚はエネルギーのいることです。
でも、それは決めてしまえばどうにでもなるのです。
離婚しないでこのままいるメリットは何か、この際書き出してみるといいですね。

そして離婚に備えてしっかりお金を貯めましょう!
自分名義のものを作ってバリバリ仕事をしてどんどん貯めましょう。

注意!
決して毎回離婚を進めるわけではありません。
Yさんの文面から離婚をしたいと思っているようなので、その方向で書きました。

共依存はどこにでもあるものです。
ぜひそこから相互依存にシフトしていきましょう。

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 ◆感想をいただきました
 
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CIさんから感想をいただきました。

今日、この記事を読んで、共依存について調べました。
すると、子どもの頃から家族から虐待を受けていた人のHPを見つけました。
私は虐待や殺戮などが本当に苦手で、ニュースなども耐えられません。
それが身近に実際に起きていると認識するのは難しくて。

そして、現実から離れたいという気持ちがあるのも何となく感じてはいましたが
大好きなのと、辛い現実を見なくて済む、というので
宝塚ばかりを見ていました。

でもその私が、虐待されていた方のHPを読むことができたのです。
自分でも信じられません。

特に精神世界について学ぶようになってからは、目にするのも辛くて遠ざかっていたのです。

辛くなるのは、現実の汚い部分に触れたくない、認めたくない気持ち。
認めたくない理由は、自分の中にもある汚い部分と向き合わねばならなくなる、ということにたいする防衛反応だったようです。

精神世界には光しかない、と勝手に思い込んで、闇を否定していたようです。

光があって闇がある、闇があるから光があるのに、闇を否定していてはいけないですよね。
自分の闇を見ないようにしていた私ですが、思い切って読んでみたのです。

プロフィールを読んで、これは本当のことなのだろうかと驚きました。
まったく理解できることがなく、気持ちを感じることもできませんでした。
ただ、気持ち悪い、怖いという感情だけが湧いてきました。

しかし、以前と違うのは、きちんと読めたことです。
淡々と読んだと思っていますが、本当は感情を押さえこんでいただけかもしれません。

でも、その方が自分の闇をどうにかして光に変えようとしているのが伝わってきたのです。

闇を光に変えようとしているその力に目を向けて読んだからこそ、変な同情をすることなく淡々と読めたのかもしれません。

自分の気の持ちよう、見方1つで物事はポジティブにもネガティブにもなる。
そのことにやっと気づけたような気がします。

今現在、ここで肉体を持ち、生きている自分。

いずみさんの与えてくれたキーワードからこのことを知ることができました。
今ここにいる自分で、この先も生きていきたいと思います。

でも、もちろん現実離れした宝塚も見続けます(笑)
この微妙なバランスが私らしいし、そんな自分が好きなのです。

自分を好きではなく、愛してる!と言えるくらいとことん自分と付き合っていきたいと思っています。

どうしてもお礼が言いたい、と思ったら長くなってしまいました。

ありがとうございました!