経済的自立、その前に考えるべきことは

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

経済的自立

自立というと、分かりやすいのは「経済的自立」なのですが、
実はこれは「精神的自立」や「感情的自立」があって始めて、
よい形で実現するものなんですね。

私は今、「精神的自立」は、「共依存」や「依存とコントロール」を超え、「共生」してゆけるようになることだと考えています。
ちなみに「感情的自立」とは、他人の感情と自分のそれにきっちり境界線が引ける、ということです。

経済的な自立は、今は自分のテーマではない、という人も多いでしょう。
テーマじゃなければ、やる必要はありません。
しかし、精神的自立は多くの方がテーマとして持っています。
そして、経済的、精神的自立を楽にこなすためには、感情的自立が必要なんですね。

こうやって考えると、自立をするためには、まず感情的自立をしなけばいけないのでは、という気がしてきました。

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 ◆「養ってやっている」「自分で稼げるようなったら言え」
 
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よく、「俺が養ってやっているんだ」とか「自分で稼げるようになったら言え」
という風な、「経済的自立が出来ていない人はまだ半人前で、発言権はない」
とでも言いたげなことを言われることがあります。

何度でも言いますが、経済的自立をテーマに持たない人もいるし、
それができるようになる時期だって人それぞれなのですから、
そのような言葉を重く受け止めすぎないようにしてくださいね。

「俺が養ってやっているんだ」とか「自分で稼げるようになったら言え」
というようなセリフは、トランプで言うと一種のオールマイティカードです。
そのカードにどうしても勝とうと思えば、死をちらつかせるとか
病気になる、非行に走るというような、いわゆるジョーカーのカードを出さなければ
ならなくなってしまいます。
そこまで追い詰められてしまうんです。

逆算して言ってみれば、、
「俺が養ってやっているんだ」とか「自分で稼げるようになったら言え」
と言い放たれるような状態は、言われる側が
「もうこれまでの生き方では苦しい、
窒息してしまいそうだ。
もっと自分らしく生きていきたい」
という奥底からの衝動がわき上がっている状態。
でも、だからといってどうしたいのか、どうしたらいいのかが見えてこない、
というような状況で、身近な人との間にバトルが起こった時に言われやすい言葉だと思います。

こんな風に言ってしまうと、とってもスッキリするのですが、
いざ自分がその状態に直面した時には、何が起こっているのか分からないはずです。

「俺が養ってやっているんだ」とか「自分で稼げるようになったら言え」
と言い放つ役割をする夫や両親なども、
身近な人が変わろうとするそのエネルギーを察知して、
そのエネルギー量に恐怖を感じているのです。

身近な相手が変化すれば、今までのバランスが崩れるので、
自分も変化をしなくてはならなくなる。
それが嫌で、何とか成長を止めたい。
でもどうしていいのか分からない。
それでも何か手を打たねば、という状態になり、オールマイティカードの
「俺が養ってやっているんだ」とか「自分で稼げるようになったら言え」を
出してしまうのでしょうね。

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 ◆起こしやすい間違いに気を付けて
 
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間違いとは、その時のテーマを取り違えることです。
経済的自立ではなく、精神的自立や感情的自立がテーマかもしれない、という事です。

経済的自立は、自分で自分の口を養っていけるという、とても分かりやすい指針があります。
それは一人でもできることです。
精神的自立と感情的自立というものは、人との関係の中にあることです。
自分が自立できていないのなら、相手も同じ状態のはずです。
もしあなたに、精神的、感情的な自立ができていないという自覚があっても、
相手にはないかもしれないのです。

でも、何かその関係に決定的な事が起きつつあるのは分かるし、
自分自身もそこに巻き込まれ大きく動くのだろうということは感じる。
それに対処しなければと思うけれど、相手もどうしたらいいのか分からない。
そのような状況で、つい一番分かりやすい、経済的自立のオールマイティカードを
武器として乱用してしまう人が多いのではないかと思います。

というわけで、

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 ◆こんな心当たりがありませんか?
 
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・人の感情に巻き込まれやすい。
・不機嫌な人がいると落ち着かない。
・機嫌をなおそうとあれこれ努力してしまう。
・自分の感情と他人の感情の区別がつかない。
・他人の感情を自分の感情にしてしまう。
・自分のあれこれは全て置いておいて、不機嫌な人のために何かをする。
・気分屋にいつもびくびくしている。
・人の気分や都合に合わせるのがごく当たり前になっている。
・他人の辛い話に、自分も辛くなる。
・人の気持ちが分かりすぎる。
・一緒にいる人に合わせるのが普通だ。
・訳もなく、すごく落ち込んだり悲しくなったりする事がある。
・相手が怒るようなことは言えない。

上の項目に思い当たることが多い人は、感情的自立がテーマかもしれません。

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 ◆感情的自立の方法
 
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感情的自立

とても簡単です。
上に挙げた状態にならなければいいんですよ。

そのためには、

1、今自分が感じている感情が本当に自分のものなのかと問いかけ、
自分のものではないと思えば
「これは私のものではありません。今この感情を手放します。」
と口に出して言ってください。

これで、他者と自分の感情との間に「境界線」を引きます。

感情は、その人独自のものです。
だから、他人の物は他人に返してください。
あなたが感じる必要なありません。

2、感情的になっている人はそのままにする。
これは一人さんのCDでいえば、「他人の機嫌をとらない」です。
機嫌が悪い人は、勝手に不機嫌になっているだけで
あなたに責任はありません。
だから、決して人の機嫌を取らないこと。
自分の機嫌だけを取って、いつも明るく楽しくいること。
と一人さんは言っています。

不機嫌なのは、台風みたいなもの。
ご機嫌なのは太陽のようなもの。
だから、太陽が台風に左右されてはいけません。
太陽はいつも明るくしていればいいのです、というような
意味合いのこともありました。

一人さんてすごいですね。

この2つが出来るようになると、かなり楽になります。
そして、この2つができたら、「感情的自立」もできています。

共依存から脱出したいと頑張っている人は、まず感情的自立の練習から
入るといいかもしれません。
何事もせっせと練習!
必ず楽になります。