自己中、他者中

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

日曜日は「好きな仕事で企業して、お金と時間とこころの自由を手に入れる」
セミナーの2回目でした。
さすがに2回目になると、皆さん、輝きがUPしてくるので、
私も講師をしていてうれしくなってきます。

そのセミナーの中で話題が出たのですが、
最近ではあちこちでも話題に上がっているので、まとめて書いてみました。
「自己中」と「他者中」のお話です。

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 ◆自己中と他者中
 
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自己中と他者中

最初は、この間Sさんと話していた時の事。

Sさんは、日本的なリーダーシップをとるタイプの人です。
とても面倒見が良くて、いわゆる親分肌。
頼りがいがあり、いつも人の手助けをしており、
頼まれごともどんどんこなす人。
仕事も、依頼があればやれる限りは頑張る人です。
断ることもできますが、よほどの場合以外はNOと言いません。

そしてそのSさんの周りには「自己中」ばかりがいるのだそうです。
自分の機嫌を取る事とわがままの区別がつけられず、
全てが自分中心、まわりに迷惑をかけまくり、
いつもあれこれ欲しがっている、愛に飢えた人が多いということです。

私はSさんを、いつも面白いな、と思ってみています。
と言うのも、私と正反対なんですよね。
私もどちらかというとリーダーシップをとるタイプですが、
Sさんほどではないにしても、面倒見がよく、周囲にいろいろな人が集まります。
でも、私に何かを頼む人はほぼいません。
私は勝手に企画し、仕事を生み出し、人にお願いすることの方が多いです。

そして私の周りにいるのは圧倒的に「他者中」の人です。
いつも人のサポートに回り、その人がうまく動けるように心を砕きます。
全部引き受けて、断れないことが人生のネックだ、という人です。

Sさん自身はおそらく「他者中」のリーダーなのだと思います。
誰かが何かをやりたいと言えば、それがうまくいくように徹底してサポートをします。人の事を考えて、調整したり調和を作ったりする人なのだと思います。

だからこそ、反対タイプの「自己中」を引き寄せるのでしょう。

私は間違いなく「自己中」のリーダーです。
自分の中から生まれてきた「やりたい事」のためにあれこれ企画計画して、人を動かします。
一つの目標を掲げ、その下にエネルギーを集めます。

だから、反対のタイプの誰かをサポートする事にすぐれている「他者中」の人たちが周りに集まるのでしょう。

私たちの中には、基本この両方があります。
完璧であるがゆえに、全部持ち合わせているのです。
ただ、得意分野として出てくるものが異なるだけです。

「他者中」のSさんの中にも「自己中」で「わがまま」な部分がありますし、
「自己中」の私の中にも「他者中」で「ノーが言えない」部分があります。
自分の周りは自分の鏡ですから、それは必ずその人の中に存在します。

特に、自分にそういう傾向があると分かっていないタイプがすごく現れます。

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 ◆初めにあるのは、自分か他人か
 
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実はセミナー講師の山本裕美とも、似たような話をしたのです。
二分類ですから、ちょっと乱暴な書き方になります、ごめんなさい。

自分が何よりも初めに来る「自己中」タイプは、
自分が表舞台に立ちたい人、目立ちたい人、そして
リーダーシップを取りたい人です。

他人が初めに来る「他者中」タイプの多くは、
自分がトップに立つのは嫌いだったりします。
人のサポートをするのが得意で、秘書や右腕と言われるような人が多いです。

ここからは私の元型の考え方ですが、

まず自分、の「自己中」タイプの人は、4つの元型のうちの「子ども元型」を発達させた人です。
無邪気に自分の興味や好みを主張する子どもの姿が思い浮かびます。
大人になってから、「キング元型」や「クイーン元型」が動き出して、
自分が作った集団を、自分の権威を使い、守り導く人になる場合があります。
責任を取ることも厭いません。

まず他人、の「他者中」タイプの人は、4つの元型のうちの「売春婦元型」を発達させた人です。
対象となる人の考え、気分、傾向、などをいち早く察知して、その人が楽なように動きます。
成人してから、「サーバント元型」が動き出し、日本的なよき妻や最高の秘書、
マネージャーやトレーナーになる人もいます。いわゆる尽くし型です。

これらが影で動くと、
まず自分、の「自己中」タイプの人は、自分の都合だけで人をコントロールし、従わせる人になります。
まず他人、の「他者中」タイプの人は、子どものまま、人に依存して甘えていく人になります。

そしてもう分かっているかもしれませんが、
「共依存関係」は、表面的には、「自己中」タイプで「コントロールする人」と「他者中」タイプで「依存する人」とで成り立ちます。
でも、実はコントロールする側は相手に依存していて、依存する人は相手をコントロールする、という状態になるんです。

そしてカウンセリングに来る人をこの2つのタイプで考えると、

まず他人の「他者中」タイプで断れないタイプは、自分が無くなってしまい、魂が窒息しそうになって相談に来られます。
まず自分、の「自己中」タイプの人は、他人への配慮ができないため、周りの
「他者中」タイプの人に愛想をつかされ、始めて自分の姿に気づいて来られます。

そういう組み合わせになっています。

最初に登場した面倒見のいいSさんは、日本的なリーダーシップをとる人だ、と言いましたね。
日本のリーダーは西洋のリーダーと違い、みんなを引っ張っていくタイプではありません。
面倒見が良くて、ごたごたがあれば間に入って、両方が治まるように動き、
調整し、調和をもたらす役割をします。人格者で頼りがいがあります。この人が一声発すれば、場が静まるというタイプ。
だからこそ、リーダーなのに、まず他人タイプなんですね。

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 ◆それぞれに与えられた課題
 
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与えられた課題

さて、あなたはどのタイプでしょうか?
・まず自分ありきで「自己中」、リーダータイプ
・まず他人ありきで「他者中」、サポータータイプ
・まず他人ありきで「他者中」、リーダータイプ(日本的リーダー)

リーダーにもならず、誰かのサポートもせず、
気楽にやっていくタイプの方もあるとは思いますが、
どちらかに当てはまる方が多いでしょうね。

自分の事は自分が知っていてくださいね。

そしてそれぞれのタイプの人が、どんな姿を目指すべきかと言うと、

まず自分、の「自己中」タイプは、自分が周りの人を振り回しているかもしれない事に、
きちんと気づいてください。
あなたの中にも存在するはずの、まず他人、の「他者中」の元型を呼び起こし、
周囲の人の気持ちを察するための能力を上げる必要があります。
人のためによいことができるようになる、それが大切です。

まず他人、の「他者中」タイプの人は、自分の気持ちをきちんと救いあげることです。
あなたの中にもあるはずの「自己中」の元型を呼び起こして、
自分のあらゆる感情を感じてください。
自分が確立できれば、とても優れた人になれるでしょう。
NOがきちんといえるようになればOKです。

まず他人、で「他者中」でリーダータイプ(日本的リーダー)の人は、
何でもかんでも背負い込まず、どの時点でノーを言うかの境界線を上手に設定する事、
そして自分のための時間をちゃんと確保することが大事です。

どのタイプも、磨かれていけば本当に素晴らしいものです。
ぜひ、自分の特質を知り、磨き、そして隠された正反対の元型も学び、
両方の要素をうまく併せ持つ自分になることを心がけてください。

実は私は、自分がものすごい自己中だと気づいた時、かなり凹みました・・・。
自己中が諸悪の根源だ、と思いました。
そして、他者中の自分になろうとし、ひたすら努力したけれど、失敗。
だって、無理です。

そして今は自己中の自分を磨いています。
自己中の光が見えてきたんです。
自己中でも、その特質を利用し、人に貢献できるんです。

あなたも、自分の特質をしっかり磨いてくださいね!