完璧主義が悪いのではない

先日、本屋さんで「スティーブ・ジョブス」について書かれた本
『人を動かす神』を見つけて。、衝動的に買ってしまいました。
過激なタイトルですね!

確かに、何冊かこういうタイトルの本が出ているので、どうもブームのようです。
ちょうど新幹線に乗る前だったので、買って、一気に読んでしまいました。

私はmacの飛び抜けて美しいデザイン
使いやすさ、高い創造性などに惹かれていましたが
何よりも機械ではなく、魂の宿るパートナーのようにmacが見えることもあります。
あんな風に、完璧に美しいものを生み出せるのは何故なのでしょう?

そんな長年の疑問が
この本を読んで、それがちょっとだけ、わかった気がしました。

この本から連想したことを広げ
今回は「完璧主義」について、考えてみようと思います。

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 ◆完璧主義はやめなさい!?
 
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私は以前
「完璧主義は諸悪の根源、地獄を作る材料のうちでも非常に優れたものだ」
などと書いたことがあります。

でも、本当は
完璧主義にも「光」と「影」があるはずで
「光」の部分を使っているのが、スティーブ・ジョブスのような人だと
思ったのです。

完璧主義を
「影」の意味で使うのはとても簡単です。
ほぼ不可能な「~ねば」「~べき」を神のように厳守していくのです。
自分にムチ打ち、
完璧に出来ない自分を常にいじめ抜きます。
自己評価を下げて、気づけば自らを身動きできない所に追い込んでしまいます。

あるいは、「完璧に出来ない事」を「やらない理由」にして、
生きるリスクから逃げ続けます。
0か100かの選択肢しかなく
100に完璧に出来そうになければ、さっさと諦めてしまいます。

それが結局
自分自身の可能性ばかりか
周りの人の可能性を潰す「つぶし屋」になってしまいます。

私たちは本来
自分らしい生き方を望んでいるはずだし
能力を発揮してみたいと思っていますし
自由で幸せな人生を送りたいと切望して止まないはずです。

しかし、未知なる世界に踏み出すのが怖くなり
天の意図に従うのが怖くなり
気づけば、完璧主義を使って「やらない理由」を作り上げて
満足できていない現状に、あえて、踏みとどまろうとしてしまいます。

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 ◆スティーブン・ジョブスという人物
 
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ジョブズ

彼の完璧主義はどうでしょう?
確かに、ほぼ不可能な「~ねば」「~べき」を神のように厳守して
自分にムチ打ち、
完璧に出来ない自分をいじめているようです。

さらに言えば
ほぼ不可能と思えるような要求をスタッフに向けています。
容赦なく追い立て、怒鳴りつける。
スタッフは週90時間以上働くのが当たり前になってしまっています。
日本ではなく、アメリカでそれをしています。

とにかく、絶対に妥協したり、あきらめたりしない、
相手の状況を考慮に入れたりしない。
つねに「最善」のみを要求し続けるのが彼です。

強烈なエピソードはいくつもあるそうですが
たとえば…
本から少し引用しますと…

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ジョブズがアップルⅡに関して、とことんこだわった点がある。
ハンダ付けのラインが、すべてまっすぐという芸術的な仕上がりにすることだ。
そんな見えないラインが直線だろうがゆがんでいようが、買う人はだれも気にもしない。
だがジョブズの完璧主義は、なぜかまっすぐなラインを主張して、決して妥協することがなかった。
こうしたこだわりはその後も続く。

 中略

嫌気がさしたエンジニアが
「いったいだれがコンピューターの中までのぞくようなことをするんですか!」
と反論したところ、ジョブズは平然とこう答えたという。
「僕がのぞくのさ」

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 ◆彼はなぜ、違っているのか?
 
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では、偉大な仕事を成し遂げたスティーブ・ジョブズの完璧主義は
どこが「光」なのでしょう?

何もしない事の理由に完璧主義を使ってしまうのが、一般人、私たちだとすれば
それと、何が違うのでしょうか?

容赦のない完璧主義はたいてい
私たちの可能性や、やる気時には、それどころか人格まで
ズタズタに否定してしまうのに
なぜスティーブ・ジョブズは、そうならなかったのでしょう?

どうしたら、完璧主義を「光」として
使う事が出来ているのでしょう?

もう一つ、引用します。

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僕の一番の貢献は、本当によいもの以外には、妥協せずに口を出したことだよ。
多くの場合、人がすぐれた仕事をできないのは、そのように期待されていないからなんだ。
だれも本気で彼らに命令しないし
『さあ、これがウチのやり方だ!』と自信を持って要求する人もいない。
でも、そのお膳立てさえしてやれば、人は自分の限界以上の仕事をやり遂げるんだよ。
まさに歴史に残る偉大な仕事としてね」

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スティーブ・ジョブズは
人が持っている能力を、実のところ、とことん信じているのですね。
妥協したり諦めたりせず
自分のヴィジョンが形になる事を決して疑っていないのです。

スティーブ・ジョブズのように「アーティスト」や「戦士」「ヴィジョナリー」の元型を
宿している人は多くいます。

でも、誰もが、彼のレベルで
やり尽くせるわけではないです。
本当の心の底から望んでいる事があるのに
断腸の想いで、理由をつけ、それを諦めた経験のある方も
多くいらっしゃるでしょう。
スティーブ・ジョブズだけは、なぜか、そうではないのです。

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 ◆彼は信じている
 
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スティーブ・ジョブズは自分が創業した「アップル社」から追放された事があるそうです。
が、それでも決して諦めなかったそうです。
そして、それ以上の偉業を成し遂げることで
11年後には、そこに特別顧問として復帰し
昇竜のような勢いの今のアップル社を作っていきます。

彼は、コンピューターは「人類が持ち得る最高のツール」であると考えます。
「コンピューターを売ることを通じて世界を変えられる」のですから
それを通じて「宇宙に衝撃を与えるほどのものをつくろう」と
なんと、1970年代、アップル社を創業した時から考えていたそうてす。

スケールが違いすぎます。
こういった、揺るぎのない「力」のベースは
「自分をとことん信じる」所から来るのではないかと思います。
チャクラで言うと第三チャクラです。

自分を信じる事が出来たからこそ、
揺るぎなく、信じられないほど壮大なヴィジョンを描き、それを形にする事が出来たのでしょう。
スタッフの能力をとことん信じて叱咤激励するのも
彼らの能力を見抜いている自分を、また、信じていたのでしょう。

自分の中にある美意識や感覚に、微塵も妥協しなかったのも
つまり自分をそれだけ信じているからです。

あなたの内側に吹く風 byハヌマーン神

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 ◆私たちにもできること
 
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私たちはスティーブ・ジョブズではないし
なろうと思ってなれませんが
彼から学べるはずです。
私たちは沢山の能力や元型を持って生まれてきているのに
それを「光」として、使う事があまり出来ていません。

自分のヴィジョンを形にしたいと思っているでしょうし
自分の信じる道を歩いてゆきたいとも思います。
自分に与えられている能力があるなら、それを十分に使って
周りの人たちにもっと貢献したいとさえ思っているでしょう。

霊にめざめた人なら、なおさら、そう思うでしょう。
様々な試練が私たちに用意されていたとしても
その試練を乗り越えていく力が必要です。

そして、その力は「自分を信じる力」に他なりません。

それは、自分はこの世の中で生き抜いていける、と確信する力でもあるし、
自分の内面に全ての答えがある、と信じる力でもあります。

私はこの世の中で自分らしく生きていく事が出来るに違いない。
私に必要なものは、すでに全て与えられている。
私は自分の可能性や能力を、もっと生かしていいはずだ。
どんな試練もすべて、魂が引き寄せたものだとすれば、私はそれを越えていけるはずだ。
私の存在は、かけがえがない。
私は自分の恐れや弱さも受け入れていく事が出来る人間だ。
私は自分の感覚・感情・考えを大切にする人間になりたい。

これらの言葉の中で、もしピンとくるものがあったら、
ぜひアファメーションとして、自分自身で唱えるのに使ってください。

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 ◆必要な完璧主義もある
 
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その時に自分がベストだと思っていても
しばらく時間がたつと、それがベストだとは思えなくなるのは、しょっちゅうです。
それだけ、時間とともに、あなたが成長したからです。

ただ、今している事がベストではない、自分はそれに納得出来ないと気づいているのに
それがちょっと居心地悪いのに
それを見ないことにしてしまう。

これでは、自分に大きなウソをついている事になります。
本人でも意識しないうちに、心に大きなダメージを与えています。

あなたが無視した(と思っている)
こころの内側の不協和音は
波動として発され、大げさに言えば、地球全体に影響を及ぼします。

それは小さなものかもしれないけれど、確実にどこかに影響すると考えたほうがいいと思います。
その時点で、すでにあなた一人の、あなたの個人的な問題ではなくなります。
同時に、あなたのエネルギーシステムにもそれは記録されますので
ずっとその影響を受けるようになり、それに自分が規定されます。
だからこそ、自分にウソはつけないのです。

そんな時にはぜひ、意識的にでも
完璧主義になってください。
あなたの心が納得するような方法・形を見つけて
それを勇気をもって、完璧に実行してみてください。
それがよき波動となり、地球全体に影響を及ぼします。
そのよき波動が、あなたの身体と、エネルギー全体によき影響を及ぼすはずです。

もし、過去についてしまった自分へのウソが重荷になっていれば
思い出す度にクリアリングしましょう。

例えばこんな風です。

私は○○の時に○○というウソを自分につきました。
そういう自分を許して手放します。
ありがとう、愛している、ごめんなさい、許してください。

これは例えですので
ぜひ、あなたにピッタリと来る言霊を探してくださいね。

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