親子関係のエネルギー

「チャクラエネルギーで読み解く古事記」で
魂の地図である「チャクラエネルギー」と「古事記」の事を探求していくと
私の場合は、「自立の道筋」というテーマに突き当たりました。

恐らく、典型的な日本人と
西洋人との自立のあり方は
どうも違うんですね。

それは以前から感じていたのですが、
改めて学び直したり掘り下げていくと
10年前に疑問に思って調べたけれど
分からなかった答えを見つけましたヾ(^∇^)♪

河合隼雄先生の説なのですが、これがもうすごいです。
そういう事だったのかーーーーーーーっっっっっっ
と思いました。

これを知っているだけできっと役に立ちます。
という事で、河合隼雄先生の説を引用しつつ
私流に噛み砕いた物をご紹介します。

私たちは生まれてから思春期くらいまでは
親子関係を一番のベースとして育つと考えられます。
その後に他者や、異性との関係を築いていきます。

異性関係は実は親子関係の焼き直しです。
なので親子関係を見れば、そのルーツが見えてくるとされています。

親子関係のパターンが見えてくると
大きく人間関係、コミュニケーションが変化します。

理解の出来ない相手を非難したり
黙り込んで拒絶したりするのではなく、
自分とは全く違うパターンを持つ人として
相手を認め、尊重する事が出来るようになります。

というわけで、親子関係の4つのパターンをご紹介します。

親子関係

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 ◆母と娘
 
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これは文字通り、母親と娘との関係に象徴されるものです。
母親も娘も女性同士ですから、同質です。

「母なるもの」の懐に抱かれて
暖かくぬくぬくとしている感覚です。
そこには境界線や自立の感覚はありませんので
すべてが分け隔てなく1つです。

何十年も変わらない
仲の良い関係が続きます。
そうすると、娘は積極的にパートナーを見つけようとは
あまり考えません。

結婚したとしても母親との関係が強いままですので
何かと言えば
母親に相談して二人で決めたりするでしょう。

母親は自分の好みの服を娘に着せたがるかもしれないし、
逆に娘のお下がりの服を母親が着ることもあったりと
いつも一緒で、分かり合えて、居心地のいい関係でしょう。

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 ◆母と息子
 
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他方、母親と息子との関係特別だ、
とよく聞きます。
母親にとっては、娘よりも息子の方が
格段に可愛く感じられるのだともいいます。

私には体験はありませんが
たしかに、周りを観察しているとどうもそのようです。

母の息子は、一言で言うとマザコンです。
母親への依存傾向があり、母親の力に屈服したまま、少年のままのあり方です。
「永遠の少年」と言ってもいいでしょう。

母親が居る間は結婚しない傾向もあります。
結婚したとしても、母親との関係が深く
何かと言うと実家に戻って
母親の手料理を食べていたりします。
あるいは、妻に母親のような役割を求めます。

日本人の男性にはこの傾向が非常に強いですね。
結婚して子どもが出来ると、なぜか自分のパートナーを
「お母さん」と呼ぶようになるのも
この独特の母息子関係のエネルギーが強いからだと思います。

もともと母なるものは
子どもの自立を喜びません。
全てを自分の内側に包み込んでおきたいエネルギーが強いので、
息子の自立するエネルギーが強い時になると
母親は呪縛となり、真綿で締められるような感覚を味わったり
そのような存在として息子の前に現れてしまいます。

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 ◆父と娘
 
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父の娘は、父親との関係が深く
母親の影が薄くなる傾向にあり、強い女になります。
少し前のキャリアウーマンがその典型です。

父親の価値観を生き、実社会でバリバリ働いて
地位やお金を手に入れたけれど、
自分の内なる女性性を切り捨てながら
頑張ってきたので満たされない。

それでホストクラブで遊ぶけれど
やっぱり満たされない…
あるいは、男性と対等な関係を結ぶことが困難で、
どこかで男性を見下していたり
男性をしもべにしてしまったりする傾向があります。

父が娘を支配しようとする力が強いと
いつまでも父親のそばにくっついていて結婚しないか
結婚しても、相手には父親に似た人を選ぶかもしれません。

娘の力が強いと、父親の呪縛から逃れて
しっかりと自立してゆくでしょう。

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 ◆父と息子
 
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父と息子の関係は
キリスト教の社会の自立した関係になります。
日本にはこういう関係はほとんど存在しないのではないか…と
思いつつも考えました。

「巨人の星」の星飛雄馬と一徹との関係は
もしかしたらこれかもしれません。
それから虎の親は生まれた子供を谷底に突き落とし
はい上がってきた子どもだけを育てる、とかいう話があったと思うのですが
そんなイメージです。

男性的な意識が確立父親のされているなかで
父が言う事は絶対です。

しかし、これは難しいもので
父親との関係の深い男性を観察してみて
どうもそのエネルギーは
父息子関係ではないな、と思う事もあります。

男性性や女性性は
男性にも女性にも両方とも備わったものですから
男同士の関係でも、母娘関係のエネルギーが流れている事などがあるからです。

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 ◆新しい組み合わせ?
 
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最近は、父の娘と母の息子が
恋愛して結婚する事が増えてきました。
男性的な女性と、女性的な男性のカップルという形です。
家庭の中で母親の方が子どもに厳しくて
父親がとても優しいような組み合わせになります。

父の娘である妻から見ると
夫はあまりにも優柔不断で頼りないマザコンに見えてしまいます。
母の息子である夫から見ると
妻はありまにも融通の聞かない厳しいファザコンに見えるかもしれません。

最近増えているのは
母の息子である夫が、時代の変化とともに社会で自立して稼いでいくのが苦しくなって
大食して引きこもりや鬱になり
父の娘である妻が社会に出て一人前に働いて
逆に家族を養っているというようなケースです。

それがいいのか悪いのかを判断するのではなく
ともかく
その関係の中で何が起きているのか
をまずは知って欲しいです。

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 ◆これからの関係性
 
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こう考えるてくると
次には「父の息子」と「母の娘」のカップルも多いのだろうか…
と考えたくなりますよね。

私自身では、まだそこは観察不足です。
私の予想では、明治時代に西洋から様々なものが入ってきて、
父性原理のエネルギーや自立の概念が入ってくるまでは、
日本には「自立」という概念がなかったのではないかと思います。

そういう時代には
もしかしたら「父の息子」と「母の娘」のカップルが普通だったかもしれません。
(違うかもしれませんが…)

でも、その時代の「父の息子」という時の「父」のエネルギーは
西洋的な「父」ではなく、「母性に裏付けられた父性の父」だったかもしれません。

このあたりはまだ研究不足なので、何か掴めたらまたご紹介します。

男女

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 ◆エネルギーの傾向を意識
 
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さて、あなたはこの分類で言うと
どのエネルギーを強く持っていますか?
あれもこれもある、と感じるかもしれませんが、
多分メインになるものがあるはずです。
自然にしていると、どうもこれだな、というものです。

これはどこにいてもいいんです。
どれも正解です。

そして貴方の周りにいる大切な人たちが
どのエネルギーで生きているのかも観察していてください。

私たちは親子関係のエネルギーを
知らずのうちに、異性関係や友人との関係に投影します。
あなたには理解できなかった人たちの考え方や行動が
この4つのエネルギーパターンで見るとちょっと理解出来るかもしれませんね。

そして、自分とは全く違うエネルギーを生きている人がいる事を認め
素直に受け入れることができれば
以前よりももっと優しくなれるでしょう。

相手が自分に投影しているものが
何なのかを理解すると、
ここまでは出来るけれどこれ以上は私には無理だ
というようなラインを、自分で理解し、相手に伝える事が出来るかもしれません。

自分自身を、そして相手を理解するツールとして、ぜひこのエネルギー概念も活用してくださいね。