なりたい私へ

少し昨日の話の延長になりますが
私は最近、今までお伝えしてきた事や
自分の中にある様々な知恵の整理するように心がけています。

それでふと思い出しました。
私が心理学やスピリチュアルな分野に足を踏み入れるきっかけになった、
小学生ごろの体験です。

何をしている時だったのかは忘れてしまいましたが、
いきなり、ある疑問が湧いてきました。

「『私』っていったい何? 『私』はいつから存在しているのだろう?」
と。

この疑問が湧いて来た事は
私にとっては鮮烈な衝撃でした。

生まれた時の事なんて全く覚えていない。
小さい頃の記憶もあいまいです。

でも両親に聞くと、私は母親から生まれて
赤ちゃんからだんだん大きく育ってきたらしい。
気付いてみたら両親がいて、おばあちゃんやおじいちゃんや、親戚の人もいて、
近所の友達もいて、学校にも行っている。
その証拠に何枚かの写真がある。
でも、自分の記憶だけは、ほとんどない。

いつのまにか「私」が存在していた!!!!!
としか言いようがないのです。

しかも今まで、ついさっきまで、
私は「自分が存在して居るんだ」という事に無自覚だった
気付いてもいなかった…
呼吸して、食べて、遊んで、ケンカして…
というように「生きて」来たのに
その事にすら自覚がないのでは、どうしてでしょうか。

気付いたら、いつのまにか自分が存在していて、
そそっかしいとか、お調子者だとかいう行動パターンも出来ていて、
恥ずかしがり屋で人見知り、という性格も出来ていたわけで
親にとっては「言う事を聞かない子」として存在していたのです。

この気づきは、私には強烈なショックでした。
不思議で不思議で
不思議で不思議で
仕方がありませんでした。
その疑問が降って湧いてくる前と後では、
同じ世界に住んでいるはずなのに、全く別世界にワープしたような気分でした。

それから「私とは何者なのか?」という疑問が生まれてきて、
後々に心理学やスピリチュアルな分野に
足を踏み入れて行くことになるのだと思います。

そして今思うと
その疑問が湧いてきた強烈な体験は、
「自意識・自我の目覚めの瞬間」だったのだと思います。

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 ◆作られた私
 
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先日、友人から
「パワーかフォースか」という本を紹介してもらいました。
アマゾンから届いて見てみたら
数年前に気になりながらも買っていなかった本でした。

今回読んでみて、私の中に蓄積されてきた知恵や体験が
ピターっと符号して整理されてゆく感じを受けました。
もっと早く読めばよかったと思うほどです。

今回はその本の知恵も交えながら
少し整理してみます。

上に私の体験をご紹介しましたが、
自意識・自我の目覚めの瞬間というか
そういう時期がありますね。
そこから私たちは思春期に入ります。

それ以前の時期は
無自覚・無意識に生きていると思われます。
環境によって、遺伝子によって与えられた自分を生きています。

その事に気付いて思春期に入ると、私たちは
「作られた自分」から「なりたい自分」を作る作業に
移行していきます

思春期以前の自分は、作られたものです。
思春期には、自分を自分で作り直す作業を始めます。

勿論全くの白紙、ゼロからの作り直しではなく、
それまでの体験やDNAの情報やカルマをベースにして
新たに構築してゆくものなのですが…。

つまり「私」というものは
どこまでいっても「作り物」なんです。
だからある程度、作り直す事も出来るのです。

自分創りの作業は思春期の最重要事項です。
最近では、この作業が非常に難しくなってしまいましたので
40才の手前までを
思春期と呼ばざるを得ない状態になっています。
(その理由などは今回は触れない事にします。)

もし長い思春期を過ごしている方が
「自分」は創り出せるのだ、という事が分かり、
その方法も分かったとしたら
次のステップに行く事が、かなり楽になるでしょう。

親子関係

それでも、多くの方は、「自分を創ってゆく」という自覚はないでしょう。
私もありませんでした。

なので、「自分を自分で作るのだ」と意識する事ができたら、
「なりたい自分」になっていく
進化のスピードが速くなるのだと思います。

「自分」というものは、自分で創るものなんです。

なので、思春期までの「作られた自分」を
少しづつ脱して行きながら
「なりたい自分」を創ってゆく工程が
人生そのものだ、とも言えます。

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 ◆私の成長
 
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これについては
全部で3つのフェーズがあります。

第1フェーズでは
罪悪感、哀しみ、恐怖、怒り、などに支配された自分

「作られた自分」から、成長すると、
第2フェーズでの信頼、意欲、受容、理性などを柱にした自分「なりたい自分」になってゆきます。

これはエゴのマイナス面中心から、
エゴのプラス面中心への成長・進化の過程とも考えられますね。

そして第3フェーズが、悟りへと近づく過程として、
愛、喜び、平和を柱にした「自分を超えた源泉としての私」の段階があります。

両親とも第2フェーズにいてくれると
生まれてきた子供は本当に幸せですね。
第2フェーズから進化成長してゆけばいいのですから。

でも、そういう方は
まだとても少ないと思います。
私たちの多くは
両親の恐怖・心配・罪悪感などのエネルギーの中で育って来たことを
否定できません。

かなり簡略化してお伝えしていますので
大雑把かもしれませんが
ご自分の事にリサイズして読んでくださいね。

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 ◆なりたい、と思う自分は、何なのか?
 
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私たちは
最初の「創られた自分」から「なりたい自分」を創ると書きましたが
そこに全く制約がないわけではないです。
可能な範囲は存在するはずです。

「創られた自分」をよくよく点検すると
そこには「なりたい自分」を産み出してゆく
「素材」や「ヒント」やらが沢山詰まっています。
それを無視するのは効率が悪いです。
多分失敗するでしょう。

天から頂いてきた物
あるいは生まれる時に選んできたものをしっかりと受け取って、
それに磨きをかけながら、方向性を調整しながら、
自分を創り育ていったほうがいいはずです。

つまり「なりたい自分」の素材は
「創られた自分」の中に埋め込まれています。

なぜそんな事が言えるのでしょうか?

だって私は
「創られた自分」と正反対の自分になりたいのに。
などという言葉が聞こえて来そうです(=^・^=)

そうですよね、確かに。

ただ言える事は
「なりたい自分」を創れると言っても、
「私はこうなりたいのだ」と言っているのが
それまた「創られた自分」だとしたら、
きっとそれはあまり的確ではないんです。
それはエゴ様の影響を強く受けているからです。

私が言っている「あなたが本当になりたい自分」は
魂とか内なる源泉とか
スピリットとか言われるものが切望している姿をさしています。

あなたのエゴ様が何といっているかに全く関係なく、
あなたの内側で、あなたの目覚めをひたすら待っている存在がある事を
もっと確信してよいはずです。

あなたの内側で
「こうなりたい」と言っている何者かは、
「こうなって」もらうための素材とヒントを
あなたの「創られた自分」の中に埋め込んでいるはずなのです。

これも証明しようのない事ですが、
私の自分自身の体験、そして出会ってきたクライアントさんとの体験から、
それを確信しています。
ただ、一人でそれを見つけ出して磨いてゆくのは難しい作業かもしれません。
サポートが欲しい時には、私がお手伝いしますから、声をかけてくださいね。

行き着くところ

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 ◆いまさら、ながら
 
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書きながら思いました。
我が子が思春期に入った時
この話しをしてあげる事が出来たら面白かったかもしれないな、と。
思春期の訳の分からない混乱に
多少の道筋を示す事が出来たのではないか、と。

子どもさんが思春期の方、良かったら子どもさんに理解できる言葉に翻訳して
伝えていただけませんか
なにか、少し違ってくるような気がします

中学や高校、大学の先生をされている方、生徒さんに伝えてみてもらえませんか?