浄化と言うコトバ

みなさん、こんにちは

少し前に「浄化って、どういう事なんですか?」
という質問をいただきました。

浄化という言葉は、スピリチュアルやヒーリングの分野では
あまりにも当たり前に使われていて
私も何となく使っていました。

改めて質問されると、どうお答えしたらいいだろう…
とちょっと考えてしまいました。
大切な事なのに、あやふやな気持ちでこの言葉を使っていたな、と、
こちらも反省しました。

そして、近いうちに書こうと思って暖めていたら
古事記のシーンが浮かんできたので
それについて書こうと思います。

少し説明が長くなってしまうかもしれませんが
よろしくお願いします。

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 ◆古事記を読む
 
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以前、セミナーで「チャクラエネルギーで読み解く古事記」というのをやりました。

チャクラエネルギーとは
人類共通にあるもので、人がどんな風に成長・進化していくのか
のロードマップです。

今自分に起きている事が、どのチャクラに関係があり、
どの次元でそれを体験しているのか、が分かります。

そして、その状況を乗り越えていくにはどんな道筋がありうるのか
どちらに向いて歩いたらいいのか、が見えてきます。

混乱と迷い不安の中から、自分が進むべき道、光の射す道が
見えてくると言うことです。

古事記という神話もまた
私たちがどんな風に成長・進化していくのか、のロードマップになっています。

チャクラと違う所は、他でもない日本人としての私たちの
遺伝子の中に組み込まれているような深い真実を教えてくれます。

キリスト教的西洋的ではない、
東洋的とも言い切れない、
日本人に独自の、そして21世紀以降の地球の可能性を秘めた
古くて新しいロードマップのことです。

この二つのロードマップを重ねてみると
今の私たち、今の自分の位置や方向性が
あぶり出されてくるようです。

という事で、今回は古事記のワンシーンをご紹介します。

受け取るということ

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 ◆浄化のイメージ
 
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古事記の冒頭は、この世がどのように作られてきたのか
という物語です。

天地が開けて、様々な神様たちが成りい出て来て
イザナギ・イザナミという兄弟であり夫婦でもある神様が登場します。

二人は国土を産み
沢山の神様を産み出して最後に、
イザナミは火の神様を産んだ時、その火に焼かれて死んでしまいます。

イザナギはそれを悲しんで
黄泉の国にイザナミを迎えに行きます。
このシーンがとても興味深くて
象徴的な事がいくつもあります…

それを、書きたくてたまらないのですが、
自分を抑えます(笑
あらすじだけにしますね。

イザナギは、見てはならないと言われていた奥の部屋を覗きます。
そこでイザナミの腐乱死体・恐ろしい姿を見てしまい、
命からがら逃げ出します。

追いかけてきたイザナミ達からなんとか逃げ延びて、
イザナギは黄泉比良坂に千引の石を置いて
そして、この世とあの世の境界線を引きます。
そこでイザナミと最後の別れをします。

その後、イザナギは
「私はなんと穢らわしい国に行って来たのだろう。私は身体を清める禊ぎをしよう」と言って
川の中に入っていきます。

身につけていたものをどんどん脱いでいき、
脱いだ服からも神様が生まれてゆきます。

穢れからも二柱の神様が生まれ
その汚れを直すための神様も三柱生まれます。
最後に顔を洗った時、左の目を洗った時に生まれ出たのが天照大御神であり
右の目を洗った時に生まれたのが月読命、鼻を洗った時に生まれたのが建速須佐之男命です。

この禊ぎの部分が「浄化」の元型なのではないかと思います。

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 ◆穢れと、禊ぎ
 
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少し解説します。

イザナギとイザナミは、国土を産み沢山の神様たちを産むという大仕事を終えて、
イザナミは黄泉の国に去ります。
それを追いかけて行ったイザナギは、
「私たちはまだ仕事を終えていない。だから戻ってきて一緒に続きをやろう」
と言うのですが、連れ戻す事は出来ませんでした。

イザナギは、あの世とこの世の境界線を引くという大仕事をして、
この一連の出来事の最後に貴い三柱の神々を産む事が出来ました。

もしかしたらイザナギがやり残した仕事は
この二つだったのかもしれません。
(そしてイザナギはこの後、あっさりと引退してしまいます。)

このような大仕事
しかも自らが穢れるような命がけの仕事をやり終えて、
イザナギは「禊ぎ」をします。

イザナギの身体から落ちた穢れからも
神様が出現します。
しかも、穢れからは二柱の神様、それを直すための神様は三柱です。
ちなみに、二柱の汚れの神様の名前は「八十禍津日神」「大禍津日神」、
三柱の浄化の神様の名前は「神直毘神」「大直毘神」「伊豆能売」です。

ここがとても面白いですね。

西洋のキリスト教社会では、穢れや悪は徹底的に排除されます。
日本では、穢れさえも神様になってしまいます。
絶対的な悪が存在せず、穢れさえも自分たちの世界に含めていこうという姿勢が
日本人の心のありようとして出ているのだと思います。

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 ◆穢れを受け入れる
 
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というような事を踏まえて。

私たちが日常的に浄化を必要とするのは、
やはり穢れるからです。
人間である以上、それは当然の事として起きてきます。

誰かの、あるいは空中に浮遊しているような
ネガティブなエネルギーを引き受けてしまったり、
何かが切っ掛けになって
自分の内側から波動の低いエネルギーが出てきたり、
手放せない古い感情が、肉体にも影響を及ぼしていたり…さまざまです。

原因は様々ですが
そういったエネルギーは、どこにでもありますね。
職業柄、あるいは体質的に
そういうものを引き受けやすい人もいらっしゃるでしょう。

そうなると、体調がおかしくなったり、気分が優れなくなったり、
様々な症状が出る事もあります。
そんな時には、ヒマラヤ岩塩やクリスタルバウダーなどを使って
浄化・禊ぎをしていただくのですが。

その穢れにも神様が宿っている事を忘れてはなりません。
そして、穢れの神様よりも
浄化・禊ぎの神様の方が多いんです。
私たちは、浄化されて気持ちよくなるように成っているのですね。

スピリチュアル

本題に戻りますが
これらを、あえて一言で言ってしまうと
今の自分には不要なエネルギーに立ち去っていただく事が、浄化であり禊ぎでもあります。

誰かを援助する仕事をしている方は特に、
来られたクライアントさんに
自分の穢れを引き受けてもらう、なんていう事にならないためにも、浄化は必要です。
クライアントさんにとって最高最適の事が起きるような場を作るためにも、
浄化と禊ぎは必要です。

浄化されて離れていったエネルギーたちは
三柱の神様にお願いしたらいいですね。
もし、あなたに特定の宗教がなければ、ですが。

特定の宗教を信仰していらっしゃる方は
そこでのやり方に従って、浄化と禊ぎを行っていくことになるでしょう