資本主義を突き詰めて…

みなさん、こんにちは

実は多分、あまり面白い内容ではないんですが、
自分の気持ちを言葉にして確認するために、書かせてください。

ずっとある勉強会に出ています。
そこでは課題図書があるので、
普段の私なら
一生涯読まないだろうな…というような本を読んでいます。

それで最近、

・資本主義って何なんだ?????

という疑問が湧いてきています。

私はネットショップをしてセミナーをして
そういう形の商売をしているわけで、
それは資本主義というシステムの中でやっているわけです。

私は資本主義しか体験したことがないので、
それはあまりにも当たり前の空気のようなものでした。
人類が生まれたと同時に生まれたシステムのような錯覚を持っていました。

そうではないんですよね。

あまりうまくいかなかった
共産主義や社会主義というシステムもあったのでした。
言葉としてそういうものを知っていても、
体験した事がなく、時々聞くニュースはなんだか不可解で、
リアルに感じる事が私には難しい分野でした。

詳しい方にとったらあまりにも幼稚な話しでごめんなさい。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆ジョージ・ソロスから
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

ジョージ・ソロスさんの

『グローバル資本主義の危機―「開かれた社会」を求めて』

ソロスさんはブタペストに生まれてアメリカに移住、
自ら設立した
国際的な投資ファンドを通じて莫大な資産を築きました。

ソロスさんが作ったあるファンドは
投資ファンドが世に出てから29年の歴史を通じて、
世界最高の運用実績をあげたのだそうです。
同時に慈善事業にも力を入れて、いくつかの財団を作り
彼の言う「開かれた社会」を実現させるために31カ国で活動しているそうです。

という、とてつもない人物です。

私の最初の驚きは
この本を読むのが心地よい、という事でした。
私の知識や理解力では到底追いつかない内容で、
哲学をベースとした話しが延々と続くのですが。

なぜか、文字を読んでいてほとんど内容が分からないのに、
目が文字を追う事がとても心地よいんです。

スピリチュアル系の本には
それに近い感覚になるものが案外あるのですが、
そうではなく、哲学をベースとしたながらも、

ものすごく現実的なお金の話しと
政治の話しなどが延々と続くのに、
心地よいんです。

ただ、よくよく読んでみると書かれている事は、
私を揺さぶるものでした。

ソロスさんは、

一市場参加者として、私は私のもうけを最大限にしようとする。
一市民として、私は社会的価値、平和、正義、自由その他もろもろに関心を持っている。
こうした価値に対しては、
私は一市場参加者としての表現方法をもたない。

と書かれています。

つまり、自分を二つに分けているんですね。
一市場参加者というのは
投資というビジネスをする自分を意味します。

投資の世界では
もうけを最大限にする事しか考えない。
資本主義のシステムのルールにのっとって
冨を追求する。

一市民、つまりビジネスを離れて人間としての自分は
持っている価値観に添って慈善事業の財団をいくつも起こして活躍する。

という意味です。

もっと平たく言うと、
資本主義というのは冨を追求するもので、
そのためには資本主義のルールに則って行動するのがよい
という事です。
投資の神様のような人が、そう言っているんです。

私は、仕事をする自分と
人間としての自分を分けて考えた事がありませんでした。
考える必要も、今までなかったのです。
こんな風にすぱっと分けて考える事が出来るのだ
という事が、ちょっとした驚きでした。

その驚きは意外に私の深い部分にまで響いていました。

2つの自分

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆新しい商売
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

それからその後に「電子書籍の衝撃」という本も読みました。

『電子書籍の衝撃』 (ディスカヴァー携書)

これまた本当に面白い内容で
興味のある方にはお勧めです。

その中に、出版社が書店に本を配る方法の歴史なども書かれていました。
これは、この本の面白さのメインではない部分の話しです。

以前は、雑誌が書店に配本されるルートと、
書籍が書店に配本されるルートは
別のものだったそうです。

で、書籍を沢山売るためには
雑誌の配本ルートを使えばいい、

と気付いた出版社が
爆発的に本を売る事に成功した。
他の出版社が、当然ですが
みなそれを真似して本が沢山売れるようになったそうです。

それを読んでいて、突然わかった気がしました。
より儲かる方法を見つけたら
即座にそう行動するのが正しいのだ、と。

人は利益を最大にするために、冨を目的として動くのだ、
という事が、何だか急に腑に落ちました。

考えたらバカみたいな話しなんですが、
今頃、私はそれに気付きました。

これはちょっとした衝撃で、
私はしばらくぼーっとしてしまいました。

☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆
 
 ◆結局の疑問
 
☆。.:*.。…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─….*:゜。☆

それまでも
勿論そんな事は当たり前だと思っていたし、
そうしなければ
食べて行けなくなる事も知っていました。

でも、フェアリーブルーではそうする必要がなかったんです。
勿論利益が出るようなシステムはちゃんと作っているし、
利益が出ない事、赤字になる事はしてはいけない、と思っています。

(実際には利益の出ない事を沢山やっているのですが)
なのに実は、利益を得る事を目的にした事がありませんでした。

それに、この世は競争社会だ
という言い方もありますよね。

ライバル会社に勝つために
より大きな利益を得るために、しのぎを削る。

テレビを見ない私でも
ちょっと町中を歩けばそういう光景を見つけられます。
大型の電気屋さんに入れば
ライバル会社の製品が沢山並んでいますよね。

でも実は私は
仕事で誰かと・どこかと競争する必要さえも無かったんです。
自分が競争社会の中に生きている
という実感はありません。

たとえて言うと、
毎日毎日、絶えず呼吸しているのに、
空気が出入りしているのに気付いていなかったような…?

自分がどっぷり浸かっている社会が、いったいどういうものなのかを
私は全然知らないのだ、という衝撃と…

これほどの何も見えていない状態でも
ちゃんと商売をして食べて来られたのだ、
という衝撃とが、
数日前からずっと私の身体の中で鳴り響いているような感じがしています。

という事で
いつものようにオチのない話しです。

ただ、

「資本主義っていったい何なんだ???」

という疑問がさらに強くなり
そのなかでは
私はこの資本主義の中で
どんな風に仕事・商売してゆきたいのか???

という問いかけが
大きくなるのを感じています。

私も祈ります