人格否定のこと

先日ある人と話していて
それは間違いだなと思う事があったのでストレートに伝えると、

「全部私が悪いのですか?」という言葉が出て
ちょっと戸惑ってしまいました。

私は「誰が悪いのか」という話しをしていたのではなくて、
「これは間違っているからこうしてね」という
非常に表面的な、いわば事務的な話しをしていたからです。

私の頭の上には
?マークが
大量に点滅していたと思います。

私には、なぜこういう言葉が返ってくるのか
理解出来ませんでした。
相手の方は気分の悪そうな顔でした。

そういう経験、あなたもありませんか?
本当によくある事ですよね。

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 ◆受け取り方の段差
 
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この食い違い、何が起きているのか?
考えました。

それで分かったのは、

「間違い=悪い」という公式が
その方だけではなく多くの方、
特に女性に根強くある事です。

・男性と女性の間にある越えがたい溝の一つ
・職場で女性が躓きやすい事の一つ
・人生を強烈な苦労の連続の、ドラマチックなものに仕立ててしまうもの

だと思います。

整理してみます。

受け取り方・感じ方のレベルがいくつかあるとすると、

・行動レベル
・人格レベル
・存在レベル
・神話レベル

あまり考えていないのですが、
この4つのレベルが浮かんできました。

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 ◆エンジンが積んである
 
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今回私は、行動レベルの話しをしていました。
これは単に訂正すればいいだけです。

ところが行動の底にあるのは感情です。

人が何かをする時
それがどんな行動であれ
それを動かしているのは「感情」です。
感情は過去の体験や信じ込んでいる価値観と結びついています。
その奥にあるのは、心理的な欲求です。

逆に言うほうが分かりやすいかもしれませんね。

まず最初に欲求があるはずです。

・愛されたい、
・生きたい
・大切にされたい
・認められたい
・変化を味わいたい
・このままでいたい

それを私たちは叶えようとするのですが、
その時に
過去の体験から作られた価値観や信じ込みのフィルターを通ります。

今回は分かりやすくするために
よくあるマイナスのもので考えます。
例えば、こんな感じです

・私は愛される値打ちがない
・私の言う事など誰も聞いてくれない
・私は未熟で何をしても半人前だ
・私は意味のない存在なので見捨てられた
・私はいつも間違っている

その価値観や信じ込みには必ず
感情がまとわりついています。
怒り、悲しみ、恐怖、絶望、虚無、渇望、無気力…
この「感情」が
私たちを動かしているエンジンです。

このような
いわゆるマイナス感情を
「ブラックエンジン」と言います。

信頼や勇気
受容や愛などの
いわゆるプラスの感情である場合は
「ホワイトエンジン」と言います。

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 ◆ブラックエンジンで、しんどくなる
 
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今までのブログでは、
マイナス感情を「恐怖」で代表させて、
プラス感情を「愛」で代表させて、
恐怖から行動するのか、愛から行動するのか、どちらですか?
というような言い方もしてきました。

つまり、「恐怖」で代表されるような感情から行動する時、
私たちはブラックエンジンに突き動かされています。
「愛」で代表されるような感情から行動する時、
私たちはホワイトエンジンに突き動かされています。

で、問題になるのはブラックエンジンですね。

ブラックエンジンは
物事をゆがめてしまう性質があります。

例えば体調が悪くていたわって欲しい時、
ただ
「今日はちょっと体調が悪いから、○○できないと思う」
と言えばいいだけなのに、(行動レベル)

「私はいつも阻害されている。私は愛される値打ちがない」
という信じ込みのブラックエンジンがあるとしたら、

「なんでいつも私がそれをやらないといけないのですか」
とくってかかるかもしれません。
無言で辛そうな雰囲気を出しつつ
「なんで私が辛いのを誰も分かってくれないのよ。体調を崩した私が悪いのよね」
と怒りを貯めてみたりするかもしれません。(人格レベル)

また
「熱があっても仕事を休んではいけない、休むと居場所がなくなる。
何を言われるか分からない…クビになるかもしれないし
私はもう止めた方がいいのかもしれない…」などという感情があるとしたら
それは存在レベルでの反応になっています。

今回、神話レベルの話しは省かせていただきます。
それがある、というのは確信しているのですが、今はまだ言葉になりません。

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 ◆なぜ、そこまで大事に
 
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なぜ、行動レベルの話しが
人格や存在レベルの話しにまで、オーバーラップするのでしょう?

多分、ブラックエンジンの強さ
ではないかと思います。
誰でも、両方のエンジンを搭載しています。
ただ、どちらをメインに使っているかの違いです。

ホワイトエンジンで動いている人は
何か間違いを指摘された時に、
行動レベルの事として受け取って
ならば次はどうしたらいいのか、と考えるでしょう。

特に傷つく事もなく
言ってくれた相手に感謝できると思います。

ブラックエンジンの度合いが強いと
簡単に深く潜ってしまうのでしょう。

行動レベルで受け取ればいい事でも、
人格レベル、存在レベルで受け取ってひどく傷ついてしまう。

だからどうしても
そういう自体は避けたいと思うので、
ミスのないように
誰からも何も指摘されないように
人からどう思われているのか心配しつつ
いつも気を遣って行動しているかもしれません。

ブラックエンジンが
「単なる間違い」を
ものすごく「悪い事」に変えてしまう犯人ではないかと思います。

人の心の闇

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 ◆男女差もあるでしょう
 
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女性は感情の動物だ、と言われます。
特に女性は
物事を感情で捕らえやすいです。
それは脳が
そういう構造をしているので仕方が無いのだとも言われます。

ただ、ホワイトエンジンの力が強くなってくると、
感情的にとらえたとしても
存在レベルまで降りてしまう事は減るはずです。

降りてしまっても
比較的早く浮上してこられると思います。
そして「これは単に行動を変えて欲しいと言われているだけなんだわ」と
考え直す事が出来るでしょう。

そして感謝や喜び
楽しさも充分に深く感じられる人になっているはずです。

男性は、脳の構造が違うので、感情を感じにくくなっています。
なので
この部分では、あっさりと行動レベルで受け取れる人が多いのです。

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 ◆ともかくの対処
 
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という事で
あなたがもし「間違い=悪い」という思考パターンを持っているとしたら、
行動レベルの事を
人格・存在レベルで受け取る傾向が強いと思います。

あなたはどのレベルで受け取る傾向が強いですか?
それを知っていてください。
そして今度、人格・存在レベルで受け取って傷ついている自分に気付いたら、
あるいはそうなりそうな恐怖から慎重になっている自分に気付いたら、

「妄想、妄想」と言いましょう。
「これは妄想。行動レベルの事なのだから」と自分に言い聞かせてください。

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