感情表現と感情的は、違います

みなさん、おはようございます

先日、ある方に
アイメッセージの具体的な使い方をお伝えしていたのですが
そこで
「感情的になることが、感情表現だ」
という風に、勘違いされている事を発見しました。

もしかしたら
区別のついていない方がもっといらっしゃるかも、
と言う気がしたので
今日はその事を書いてみます。

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 ◆感情的、を、ちょっと考えましょう
 
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感情的になるというのは、
たった今
湧き上がってきている感情に身を任せ
その中に浸って
感情になりきっているような状態を言っています。

思い通りにならなくて怒っていたり
泣きわめいていたり
悲しくて悲しくてしかたがなかったり
どうしても許せない事が沸々と湧いてきたり

そんな状態です。

出てくる言葉は、

「あんたはなんでいつもそうなのっっっっ…!!」
「だから言ったじゃないか、この前にもっっ!!」
「悔しい…!!」
「どうして私がいつもこんな事になるの…絶対に許せないわ…!!」

こんな風に
言葉の上に怒りや悲しみやの
感情が乗っかっている状態です。

感情が乗っかっている言葉を吐き出すのは
「感情的になっている」という事です。

これは、ここで私が言う「感情表現」ではないのです。

頭の中に浮かんでいるのは
むしろ
過去にもあった似たような出来事が鮮やかに浮かび上がっていたり
過去のトラウマ的場面が再現されていたり
奈落の底に1人転落していくような恐怖だったり

身体の感覚は
「ドッかーん」と
怒りエネルギーが頭から炸裂し
胸がキリキリと痛んだり
お腹の筋肉が固く凝り固まったり
あるいはブルブルと震えているかもしれません。

感情的になると
リアルで生の感情エネルギーの
怒濤の流れを感じる事が出来るようになるでしょう。

感情を感じている時には必ず
身体感覚が伴います。
強い感情ならば余計そうで
強い身体感覚があるはずです。

こういう状態を
「感情的になっている」と言いたいのです。

理性が働かないし
相手の立場など考えられないし
あふれ出る感情が主人となって、暴れ回ります。

あまりにも強い感情は
泣いたり叫いたり何かを壊したりして
とにかく吐き出して
テンションを一旦下げるのがいいと思います。

ただ、それを誰かにぶつけるのは間違っているのです。
ぶつけられた人が傷つく事がよくありますから。

過剰的になっている時には
何も産み出しません。
そばにいる人との間でも、
自分の感情から
生産的なものは何も生まれてきません。

下手な感情の吐き出し方をすると
後に後悔が残る事もあります。
上手な吐き出し方が出来ると
スッキリと楽になれます。

思考を止めて静かな何もない心でいる時間を増やすのです

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 ◆伝染することもあるのです
 
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それに、感情は伝染する事があります。
感受性の強い方は特に。

相手が怒り出すと
一緒に怒り出してひどいケンカになったり、

相手が泣き出すと
一緒に悲しくなって落ち込んでしまったり

相手が傷ついていると
一緒にその傷の痛みを感じてしまったりするでしょう。

感情のエネルギーは
空気中を浮遊していたりもします。

なので流れてきたエネルギーを電波のようにキャッチしてしまい
その感情に染まってしまう事もあります。

たいてい
それを自分の感情だと思って、苦しむ事になります。

こういう、自分のものではない感情を
拾ってしまう傾向の方は
案外沢山いらっしゃいます。

自分のものではない感情を拾う事がある
という事を、そもそも知らなければ、
そうなってしまうのです。

何の理由もないのに
ある場所にいったら
急に落ち込んだり悲しくなったり…ということがあれば
自分の感情ではない可能性を考えてくださいね。

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 ◆本当の感情表現は?
 
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では
感情表現とは
どうする事でしょうか。

例えば絵で
例えば詩で
例えば音楽で、歌で、踊りで、写真で…

というように
何か別の手段に変換して表す事です。
それが非常に洗練されると
芸術と呼ばれるようになるかもしれません。

それを、もっと身近な事で
「言葉」で表現する事を考えます。

感情を言葉で表現すると
普通、必ず「私は」が主語になります。
こんな感じです。

「そんなふうに怒鳴られると、それだけで私の中にも怒りが湧いてくる」
「私はとても悲しくて、胸が苦しくなります」
「いつも人のうわさ話と悪口ばかり聞いていると、
なんだかクサクサしてイヤな気分になるんです」
「そういう話しは、じんわりといい気分よね」

というような感じになります。
これが「感情を表現する」という事です。

こういう表現の仕方をすると
すんなりと相手に伝わります。

こういう正直なエネルギーは
とても受け取りやすいものだからです。

そして、受け取ってもらった相手との
心の絆ができやすい、はずです。

ハートで繋がる事が出来るのは
感情を表現できたときです。

ここは大切なので、繰り返します。

「ハートで繋がる事が出来るのは、感情を表現した時です」

感情を表現する話し方は
アイメッセージになっています。
大切な人を大切にしたいと思うなら、

「感情を表現」してください。
「感情的になる」のではなく、です。

感情表現