弱さとパソコンと修行論

弱さとパソコンと修行論

こんにちは、フェアリーブルーの福本いずみです。

私は「癒しのプロコース」という
一流のヒーラーさんを育てるコースをしています。
先日、そこで読書会をしました。

本は「修行論」内田樹著

です。

内田さんは元、神戸女学院大学の教授です。
この本では、合気道の修行を長年して来た内田さんが、
修行というものについて書かれた本です。

この本の「合気道」とか「武道」という言葉を、
「ヒーリング」とか「魂の成長」という言葉に置き換えて読むと、

そうそう、そうそう、、、

と思うような事がたくさんあります。

本を読み慣れていないと難しいと感じるかもしれませんが、
読んでみるといいですよ。

その中から、今日気付いた事を一つシェアします。

この本の中でも面白いな、と思い、
読書会でも紹介した部分があります。

ちょっと抜粋しますね。

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私は「強くなりたい」と思って合気道に入門したわけではなかった。
むしろ、私自身の弱さがもたらす災禍を最小化するために入門したのである。

中略

「弱い」のは私の不可避の初期設定であり、
それを否定したらそもそも話が始まらない。

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私は様々な方の悩みをお聞きする立場にあり、
自分の弱さを恥じて、

「強くなりたい」と呻く人にはたくさん出会ってきました。
私自身もそう願った時期があります。

自分の「弱さ」を当然の事として受容し、
その弱さを研究してそこから出発する、
という発想は、私にもありませんでした。

今、癒しというものに携わり、
どんな時に癒しが起きるのかを探求していくと、

ありのままの自分
弱くて、情けなくて、理想とかけはなれた、
誰にも知られたくないような自分を、
心から受け入れると、

そこに大きな癒しが訪れます。

ありのままの自分を受容する。
それがどんな自分であっても、受容する。

ここから始まるのです。

弱さとパソコンと修行論

という事は知っていたし体験してきたのですが、
今日は「あっ」と思う事がありました。

実は去年の夏にiMacを購入しました。
メインに使うパソコンとして、一番いいものを買ったのです。

それが、最初から調子が悪くて、
サポートセンターの常連になりました。
この一年の間に、初期化を5回くらいしています。
入院させて全部入れ替えもしました。

でも、全く良くならないのです。

反応があまりにも遅すぎる。
すぐに動かなくなる。

私の仕事のスピードに、全く全くついてきてくれないのです。
今まで使用したマックで、これほど能力値が低いものは初めてでした。

最高のスピードで反応してくれるのが、
私の当たり前の基準だし、
それを期待しての投資だったのに、、、、、、

この買い物は失敗したな、、、、と
ずっとそう思っていました。

でも、今日わかったのです。
自分自身に対するのも、パソコンに対するのも同じはずだ、と。

とにかくこのパソコンは、遅いのです。
それがこのパソコンの性質だし現実なのです。

私はそれが受け入れられなかったから、
いつもイライラしていた。

もしありのままの現実を受容するとしたら、
このパソコンのスピードを受容しなくてはいけない。

という事ですよね。

このiMacのスピードはこれくらいで、
常にいたわりと休憩を必要としている。
いつでも仕事が出来るとは限らない。

そういうこの子の現実を受け入れなければならないのでした。

そうか。
それが現実なのだから、受け入れよう。

と思ったら、なんだか気分が楽になりました。

そして、ヒマラヤ岩塩をノートパソコンの上に置いておくと、
パソコンの調子がよくなるので、それはよくしていましたが、
iMacではそれが出来ないのでしていませんでした。

それもかわいそうだな、、、と思い、考えました。
袋を作ってその中に塩を詰めて、袋の口を閉めたヒモを、
画面の上から吊るす仕掛けを作ったのです。

これをずっと吊るしていたら、
少しづつ調子が良くなってきました。

でもまだまだ遅いんですが、、、
それがこの子なんだな、と思えるようになりました。

今日は、「人」に対してだけではなく「物」に対しても、
「受容する」ことがポイントになるのだな、と気づきました。

そして「物」に対して受容できていないとしたら、
それは「自分」の中に受容できていない自分がいる、
という事の投影に違いない、と思います。

こんな事からも学べるんだな、と、
嬉しくなりました。