地の果て、コーンウォール魔女博物館


セントマイケルズ・マウントでの濃厚な時間を過ごした後、地の果てと呼ばれるコーンウォールでも西の端の、魔女博物館に行ってきました。
これも不思議な流れで、セントマイケルズ・マウントで自分が魔女だった時代を中心とした罪悪感が許された後に、
魔女博物館でした。
たまたま道順的にそれが都合がいいだけなのですが、不思議な因縁を感じずにはいられませんでした。

下の写真が、魔女博物館の入り口です。こじんまりとした建物ですが、中は実はかなりたくさんの資料で埋め尽くされています。
そしてよく見ると、左上にはサルのような獣か何かが飾られています。

下の写真は、魔女博物館の入り口扉横の装飾です。
掘られているのは「グリーンマン」です。
グリーンマンは、イギリスの妖精を語る時には真っ先にご紹介したくなる存在です。
ケルト人の時代から親しまれていた存在で、イギリスのドアにはよくこの彫刻が使われています。
顔が葉っぱで覆われた男性で、多くは顔だけです。

下の写真のグリーンマンは、顎髭がケルトの文様に編まれているのがいい感じですね。

魔女博物館は順路にそって見学していくのですが、前半は黒魔術関係の資料が満載で、後半は白魔術関係のものになっていました。
写真は自由に写していいのですが、黒魔術関係は撮影する気持ちにはなれませんでした。

黒魔術とか白魔術とか関係なく、展示のあちこちに小さな扉がありました。
何か問いかけがあり、扉を開くと答えのようなものが書かれています。
私は英語がほとんど分かりませんから内容についてはギブアップですが、
たくさんある小さな飛びのは、一つ一つみんなデザインが違うのです。

下の写真は、魔女たちが使用していた薬草類のストックでしょう。
漢方薬局の棚にも似た雰囲気ですね。
こんな棚が家にあったら楽しいでしょうね〜
私は懐かしいような嬉しいような気持ちになりました。

前半の黒魔術系の展示は本当に怖い物が多くて、私はあまり見ないように、うっすらと雰囲気だけを感じるようにして足早に通り過ぎました。
人の心には光と闇の両方があり、光が輝けば輝くほど、闇も暗くなる、という話を聞いた事があります。
強い光が闇を照らしておぞましい闇の物を駆逐する、と言う人もいますよね。
どちらが正しいのでしょうか。

でも、人の心の中におぞましい物も存在するのは、間違いありません。

下はいわゆる魔女の部屋を再現したもののようです。
実際にはどうだったのかは分かりませんが、こんなイメージ、ありますよね。
この魔女は、大きな玉を手に持っています。これは何なんでしょう。

下の写真は、なんだかよくわかりませんが、あまりブラックではない雰囲気なので、写してみました。
一つ一つに意味があり、歴史があり、人々の願いがこもっているのでしょうね。

下の写真は、聖母マリアさまの像だと思います。

そして扉(=^・^=) 大きな金具、ドアノブは渦巻きで、五芒星が描かれています。

美しい絵も飾られていました。こんな風に、美の存在にもそうではない部分が存在することをしっかりと表現してあるものに、私は好感を持ちます。
人間が人間である限り、一点の曇りもない光の存在になるのは、とてもともて難しいです。
そう、セントマイケルズ・マウントの神父さんはそれに近い存在でした。
凡人の私たちは、自分の内側にある心の闇を排除することなく、受容して、暴走しないようにしていくのがいいと思います。

魔女と言えば箒。
本当にこの箒にまたがって空を飛んだのでしょうか。

またまた扉です。角のケルトの文様がステキです。

実は扉を開いた後に書かれている文字の画像もあるんですけどね(=^・^=)

ということで、一周してきました。興味深いものが本当にたくさんあるのですが、深入りはさけたい感じでした。

下は、魔女博物館の入り口の飾りの一つです。
南米には似たような文様で「人生の迷路」と呼ばれているものがあります。
これもそんな感じの物かもしれません。

そして下の写真は、魔女博物館の向かいにあるお店です。
この建物、屋根が石ですよね。重みでしなっています。屋根が石だなんて、、、そりゃあしなってきますよね。
きっとこの建物も、400年とか500年とか経っているのでしょう。