ハーラーズ・ストーンサークルとクリームティ


イギリスには、本当に本当にたくさんのストーンサークルがあるようです。
今日ご紹介するのは「ハーラーズ・ストーンサークル」です。
コーンウォール州の村、ボドミンムーアにある紀元前1500年ごろに作られたストーンサークルです。

珍しくいいお天気での写真が写せました。

ここのストーンサークルは3つ並んであるのです。上の写真でも、向こうに丸くならんでいるらしき石たちが見えます。

一つ一つの石は、妙な言い方ですが手頃な大きさです。威圧されるほど大きくなく、楽な気持ちで周りを歩く事ができました。
これらは、男性を象徴する石と女性を象徴する石とが、交互に並んでいるのだとか。

そして下の写真が、3つあるストーンサークルの真ん中のサークルの、さらに真ん中にある石です。

この石は、セントマイケルズ・レイラインと、マリア・ラインが交差している場所だそうです。

伝説によると、男たちが仕事もせずにケルトの球技「ハーリング」ばかりして遊んでいたために、石に変えられてしまったのだとか(=^・^=)
これが「ハーラーズ・ストーンサークル」の名前の由来なのだそうです。

ここから30分ほど歩いた場所に、ポドミンムーアで有名な「チーズリング」という石があるそうです。
強力なパワースポットなのだとか。
でも今回私たちはそこには行きませんでした。

さて、ハーラーズ・ストーンサークルを堪能して戻ってきました。

ここがハーラーズ・ストーンサークルに入っていく道がある場所なのですが、「CREAM TEAS」という看板のお店があります。
聞くところによると、この店が「クリームティ」の発祥の地なのだとか。

イギリスで有名なのは「アフタヌーンティ」と「クリームティ」ですが、アフタヌーンティは非常に洗練された貴族のおやつという感じです。
お値段も、ウソーっと思うくらい高いのです。

クリームティは庶民のおやつです。安心して食べられます。

お店の前の看板の写真です。1890年からクリームティを提供しているのですね。すごい歴史です。
その味を堪能すべく、私たちはお店に入って行きました。

とても庶民的な内装のお店で、店主の方も気さくなおじさんでした。
4人全員がクリームティを注文。
紅茶と一人2個のスコーン、ジャムとクロテッドクリームはお代わり自由です。

そして、このスコーンが大きい!! 日本人なら半分のサイズで作るでしょう。
そしてイギリスのクッキーやスコーンはどれも粉っぽいのです。バターなどオイル分や水分が少ないのかな、と思うのですが、
紅茶などの飲み物なしでは食べられません。

気の良さそうなおじさんに、クロテッドクリームの説明をしてもらいました。この地域はどこに行っても牛牛牛羊羊羊なのですが、搾りたての脂肪分の高い牛乳を弱火で煮詰めて一晩置いて、表面に固まった脂肪分を集めたものだそうです。
バターほど油ではなく、生クリームよりはずっとバターに近い感じです。

そして、これがうまい(=^・^=)めっちゃ美味しいのです。絶品でした。

普段甘いものや小麦粉製品を一切食べない私ですが、旅先では違います。
スコーンを半分に割って、ジャムをたっぷり塗って、その上にクロテッドクリームをこんもり乗せていただきました。

でも1個で十分でした。ものすごく満腹になりました。相撲取りになった気分です。2個食べられた人はいませんでした。
それでお持ち帰り用に袋をいただいて、スコーンにたっぷりジャムとクロテッドクリームを塗ったのが上の写真です。

普段食べないものをこんなに大量に塗りつけたら、身体が驚くよ〜
という理性と、
美味しいんだし、この人生で最後のクリームティかもしれないのよー
という感情が激しく戦い、
結局、これ以上塗ると重ねられません、というくらいたっぷり塗った私でした。(いつも感情が勝つのです)

このクロテッドクリーム、ここではお代わり自由でしたが、三越百貨店で少量で1000円以上のお値段で売られていた、とのこと。

そしてトイレをお借りしたら、あちこちにミニオンのシールが貼られています。
このアニメと関係なく、この町の名前が「ミニオン」なのだとか。

来る前は、自慢したいし高くても本場のアフタヌーンティを体験しなくては、と思っていたのですが、私はこういう人の手が作った素朴な食べ物が好きです。このジャムも手作りだとのこと。そういうのが嬉しかったです。